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県民から再発防止へ厳しい声 県公立高入試採点ミス、1000人超処分

2018年08月09日 09:20
記者会見で入試採点ミスの処分内容を説明する広瀬渉教育長(中央)ら=県庁
記者会見で入試採点ミスの処分内容を説明する広瀬渉教育長(中央)ら=県庁
 県内公立高校の入試採点ミス問題で千人を超える教員が8日、処分されたことを受け、受験を控える中学生を持つ保護者ら多くの県民から、再発防止に向けた早急な体制構築を求める厳しい声が相次いだ。

 「起きたことの処分も大切だが、なにより再発防止をしっかりしてほしい」。受験生を抱える山形市の自営業三浦勝治さん(57)は、人の手による採点のため、ミスは起こり得るとしながらも「再確認の仕組みが整っていればミスは防げたはずだ」と指摘する。

 中学2年の息子を持つ米沢市桜木町、自営業石塚美和さん(51)は「千人以上が処分されたのは驚き。県全体にわたる、重大なことだと改めて感じさせられた」とし、「子どもの今後を左右しかねないミス。なぜこうなったのか原因を突き止めた上で、受験のやり方も含めて、間違いのない体制にしてほしい」と続けた。

 息子が中学1年の山形市北町4丁目、会社員黒坂浩江さん(48)は「うちの子の合否に影響したらと思うと、許せない。処分を受け、当分はしっかりしてくれると思うが…」と話し、2年後の受験を見据え「ミスをした学校を受けさせ、通わせるのは不安」と胸の内を明かす。

 若い世代からは、入試方法や採点の仕組みを抜本的に変革する必要性があるとの意見もあった。鶴岡市家中新町、会社員細野俊一さん(28)は「絶対にあってはいけないミス。人の手で行う採点方法そのものに原因がある。教師や生徒の負担を考慮しながら、マークシート方式の導入を急ぎ、徐々に全体的な仕組みも変えていくべきだ」と提案。東根市宮崎1丁目、自営業名和巧さん(37)は千人以上もの処分にあぜんとした後、語った。「自分が将来、受験生の親になることを考えると、人ごとではない。学校のテストと違い、入試は人生を左右しかねないから」

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