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驚きの恐竜、県人の筆 赤塚さん、古里でトリックアート展

2018年08月09日 15:14
立体的に見える技法を駆使し、大きなパネルに作品を描く赤塚博文さん=栃木県那須町
立体的に見える技法を駆使し、大きなパネルに作品を描く赤塚博文さん=栃木県那須町
 天童市のイオンモール天童で開催中の「ふしぎの迷宮! トリックアート展inイオンモール天童」(主催・山形新聞、山形放送)で、壁を破って出てくる巨大な恐竜が来場者を脅かしている。制作したのは同市出身の赤塚博文さん(35)。「絵筆で一から作り上げた。触ったり写真を撮ったりしてアートを身近に感じてほしい」と、絵に込める思いを語った。

 トリックアートは、ヨーロッパ発祥の技法「トロンプルイユ」を原点とする錯覚を利用しただまし絵で、故剣重和宗さん(山形市出身)が生みの親。剣重さんが創業したトリックアートの企画制作を行なうエス・デー(栃木県那須町)で、赤塚さんはアートディレクターとして多くの作品を手掛けている。今回展示しているキリンやアシカの作品も担当した。

 とがった歯や鋭い眼光が恐怖心をかき立てる恐竜の作品は、イメージから制作までおよそ3カ月。L字に設置するパネル(高さ約2.6メートル)と床のシートを使った大作で、「スケール感をどう表現するか苦心した。部屋の角を見つめながら、構図のイメージを膨らませた」といい、プロの技が光る。

 赤塚さんは東北芸術工科大(山形市)で洋画を学んだ。写実的な作風で、見る人を驚かせたり楽しませたりしたいと制作に没頭した。だまし絵のスキルは入社後に磨き、リアリティーあふれる動物や恐竜を得意とする。「地元で作品を見てもらえるのは光栄に思う。トリックアートは美術との距離を縮めてくれる。思い出に残る体験になるのでは」と語った。

 展示は19日まで。時間は午前10時~午後6時、10~12日は午後8時まで。入場料は高校生以上600円、小中学生400円。

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