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山岳遭難予防へ、五つのルール守って 県警、注意呼び掛け

2018年09月18日 09:50
千歳山を登っていた男性が転倒し、県消防防災ヘリ「もがみ」に救助された。標高が低い山でも注意が必要だ=12日、山形市平清水
千歳山を登っていた男性が転倒し、県消防防災ヘリ「もがみ」に救助された。標高が低い山でも注意が必要だ=12日、山形市平清水
 登山人気などを背景に県内でも山岳遭難が増加している。県警地域課のまとめ(14日現在)で、今期は64件80人に上り、前年同期比で24件39人増え、約1.5倍のペースで推移。天候の急変などが要因とみられ、酷暑のため山の上で熱中症になるケースもあった。秋の行楽やキノコ採りで山に入る人が増えるシーズンを迎え、県警は注意を呼び掛けている。

 同課によると、遭難した64件80人のうち、7人が死亡しており、前年同期で2人多かった。行方不明者は1人増の3人となっている。このうち登山によるものは39件52人(前年同期比19件・31人増)で、死者3人(同3人増)行方不明者1人(同1減)。山菜採りは14件(同1件減)15人(増減なし)で死者4人、行方不明1人となっている。

 原因別では道迷いが18件21人と最も多く、滑落が13件13人、病気が12件12人。病気のうち5人が死亡しており、前年同期に比べ4人多くなっている。今夏は猛暑日が多く、比較的涼しい山の上でも、暑さで体調を崩すケースがあった。6月には西川町大井沢の朝日連峰で、登山をしていた群馬県の70歳女性が熱中症で亡くなった。身近で比較的標高が低い山での滑落事故なども起きており、油断はできない。

 同課の担当者は「暑さだけでなく、天候不順による影響で道に迷い、下山できなくなる人が多くなったとみられる」と分析する。

 遭難などの予防について県警は▽計画を立てて登山届を出し、家族にも知らせる▽事前のトレーニングを行い、体力や経験に合わせて無理をしない▽天候の急変に備える▽クマとの遭遇に注意する▽気象、火山情報などを小まめに確認する―ことなどを呼び掛け、「笑顔で帰宅するための五つのルールを徹底してほしい」としている。

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