県内ニュース

建築家・本間利雄氏が死去 87歳、県内代表的建物に携わる

2018年09月20日 07:32
本間利雄氏
本間利雄氏
 公共、民間を問わず県内を代表する数多くの建築物の設計に携わってきた建築家で本間設計グループ代表の本間利雄(ほんま・としお)氏が19日午後1時46分、膵(すい)がんのため山形市の山形大医学部付属病院で死去した。87歳。自宅は山形市小白川町4の14の19。通夜・告別式は近親者のみで行い、山形市で後日、しのぶ会を開催する。喪主は女婿弘(ひろし)氏。

 本間氏は小国町生まれ。1949(昭和24)年に米沢工業高建築科を卒業後、建設会社勤務などを経て62年に本間利雄設計事務所を設立した。地域特性を把握し適正な土地利用を考えるエコロジカル・プランニングの権威で米国の造園学者イアン・マクハーグに触発され、75年に「地域環境計画研究室」を設けた。

 東北・山形の自然や景観と融合した風土性あふれる建築を掲げ、多層民家をモチーフとした山形市の山形美術館や同市の市総合スポーツセンター、東北芸術工科大を設計。ほかに同市のシベールアリーナ&遅筆堂文庫山形館、山形メディアタワー、水の町屋七日町御殿堰、2019年度開館予定の県総合文化芸術館(新県民文化施設)などを手掛けた。グループ会社のホンマ・アーキライフを率い、国内外の文化財修復にも貢献した。

 1981(昭和56)年に地域環境計画研究室として山新3P賞(繁栄賞)を受賞。個人として90年にブラジル政府のコメンダドール勲章を受け、2006年には優れた業績が認められ、東北で2人目の日本建築家協会名誉会員となった。県産業賞を1995年に個人、2015年には本間設計グループとして受けた。

 山形経済同友会代表幹事や県設計監理協会長、山形大医学部倫理委員会委員、東北芸工大後援会長など数多くの要職に就き、亡くなるまで東北芸工大理事や山形いのちの電話理事・評議員、山新放送愛の事業団理事を務めた。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から