県内ニュース

全ての設計から感じた小国愛 各界から本間さん悼む声

2018年09月20日 08:49
本間利雄さんが設計を手掛けた東北芸術工科大=山形市
本間利雄さんが設計を手掛けた東北芸術工科大=山形市
 19日に死去した本間設計グループ代表の本間利雄さんは建築だけでなく、経済や教育分野でも本県発展に力を尽くした。死を悼む声が各界から相次いだ。

 本間さんは1992年から4年間、山形経済同友会の代表幹事を務めた。同会の中心的事業の「景観賞」を創設。未来に残すべき建造物や風景の再確認と周知に貢献した。鈴木隆一代表幹事は「本間代表の同友会活動に対する情熱と精神を受け継ぎ、会員一同、これからも発言し行動する政策提言集団として豊かな地域づくりにまい進していく」と誓った。

 東北芸術工科大後援会や県立産業技術短大校教育研究振興会の会長として、教育機関と産業界の連携や人材育成にも力を注いだ。東北芸工大は校舎を設計。根岸吉太郎理事長は「本間先生なしにこの大学はなく、とても大事な方だった。先生が手掛ける設計、使われる資料など全てから山形、出身地の小国町を愛されていることが伝わってきた。大学としてもその遺志を継いで地域に関わっていきたい」と語った。

 日本建築家協会の鈴木弘二副会長(東北支部長)は山形の代表的な建築家として同協会名誉会員の称号が授与されたことに触れ「協会創設に尽力し、東北支部の副部長などの役職を歴任されて基盤をつくり上げた。協会に貢献し、地域社会から評価される作品を生み出した」と、冥福を祈った。

 出身地である小国町の仁科洋一町長は「ふるさとへの熱い思いを持ち、町役場や小国小などを設計していただいた。昨年度は次期総合センターの整備基本設計をお願いし、10月の中間報告会では町民の意見を聞いてもらった。さまざまな角度からまちづくりの指導を受けていただけに極めて残念だ」と死を惜しんだ。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から