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ドローンでカラス撃退、警戒され空振りに 山形で実証実験、スピーカー誘導は成功

2018年09月20日 10:22
カラスが飛び去るようオオタカの声が出るスピーカーを設置した実証実験=山形市役所
カラスが飛び去るようオオタカの声が出るスピーカーを設置した実証実験=山形市役所
 市街地に集まるカラスを排除しようと、山形市は19日、小型無人機ドローンなどを使った実証実験を2カ所で展開した。飛行機型ドローンの実験ではカラスが警戒し寄り付かず空振り。一方、猛禽(もうきん)類の声をスピーカーから流して市役所から一定距離の場所への誘導には成功した。

 昨年に続いて2年目の取り組み。カラス被害対策に取り組む宇都宮市の「CrowLab(クロウラボ)」の塚原直樹社長(39)と、コンピューター科学が専門のシンガポール国立大の末田航リサーチフェロー(41)が協力した。

 ドローンの実験は市西部の市農業振興公社周辺で実施。カラスを人里から離すため、長い距離を誘導することを目標にしている。今回はハシボソガラスが寝床へ戻る声と、テリトリーを侵された時の威嚇の声の2種類を用意。音を出すドローンに追随したり、攻撃したりするしぐさを期待したが、ハシボソガラスの警戒心は予想以上で姿を見せることはなかった。

 夕方からは、市役所周辺でスピーカーから発する音声による誘導実験に取り組んだ。市役所東側の街路樹に集まるカラスに向けてオオタカの鳴き声などを流し、ねぐらに戻るカラスの鳴き声が流れる文翔館の方に行くことを確認した。

 塚原社長はドローンの実験について「もっと工夫が必要」と振り返る一方、誘導実験では「昨年に続いて成功。予想通りの成果だった」と喜んだ。

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