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シベール(山形)カタログ一新 旬の商品開発、発信

2018年09月22日 11:16
シベールが新たに作ったカタログの2018年秋号
シベールが新たに作ったカタログの2018年秋号
 洋菓子製造販売のシベール(山形市、黒木誠司社長)は売り上げ拡大を目指し、販売戦略を見直して9月からカタログを一新した。季節ごとに旬の食材を使う商品を開発、発売し、それに合わせカタログを年5回発行。質の高い商品開発とタイムリーな販売促進の両輪で相乗効果を狙い、経営改善を加速させる。

 同社はこれまで各種販売促進ツールを使い、販促活動を推進してきた。ただ、以前はカタログ発行時期と新商品投入時期がずれるなど、一部に非効率的な販売戦略が見受けられた。

 同社は大ヒット商品「ラスク」を生み急成長を遂げたが、後発他社がラスクを売り出すと売り上げが減少。2018年8月期決算は3期連続最終赤字になる見込みだ。業績回復を目指し、中期事業計画(17年9月~20年8月)を掲げ、経営改善を図っている。

 通販は「麦工房」の「シベール」へのブランド統一が浸透に時間を要し、宅配業界の値上げに伴い送料を引き上げたことも響き、昨年9月~今年8月の売上高が前年同期比85%程度にとどまった。経営改善には店舗販売はもちろん、利益の半分を占める通販のてこ入れが欠かせない。

 発行態勢を改めたカタログは春夏秋冬と正月の需要期前に発行する計画で、統一したイメージで顧客への訴求力を高める。お中元、お歳暮、バレンタインなど各商戦に向けた需要を掘り起こし、店舗販売、通信販売の売り上げ増につなげる。商品開発部門は発行時期を見越して開発に着手し、食材を選択する。

 9月に発行した第1号は今秋新投入した「ローズラスク」、味に磨きを掛けた「パンプキンラスク」にページを割き、栗を丸ごと包んだ「シベール畑のマロンパイ」も紹介。定番商品やギフトセットも掲載し、顧客がほしい時にほしい商品を注文できるようにした。

 既に市場投入した新商品は消費者に好評を得ている。8月発売の「山形いも煮らすく」が「やまがたふるさと食品コンクール」で最高賞を獲得し、シベールの底力を示した。横戸繁春取締役は「通販の伸びしろはある。今後もチャレンジャーとしてさまざまなことに挑戦する」と話した。

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