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ニホンジカの目撃が最多に・県内 じわじわ増え、17年は41件

2018年09月24日 13:08
 県内で2017年に寄せられたニホンジカの目撃情報は41件で、近年で最多となったことが県のまとめで分かった。メスや小さな群れも確認されており、繁殖によるさらなる頭数増加や、県内への定着が懸念される。農林業に被害が及ぶ恐れがあり、県はニホンジカを対象とする特定鳥獣管理計画の策定に着手する。

 県みどり自然課によると、17年の目撃件数は16年(19件)の2.15倍、15年(33件)の1.24倍で、近年では突出した結果となった。県内で約100年にわたって絶滅したとされていたニホンジカだが、データのある09年以降、目撃件数は緩やかな増加傾向をたどっている。

 県は12年度にニホンジカの生息状況調査を始め、16年度からは▽鶴岡市南部▽北村山・最上南部▽西置賜―を監視重要地域とし、自動撮影カメラなどを使ってモニタリングしている。監視状況と県民の情報提供から目撃件数を集計した。

 17年は目撃件数だけでなく、メスの目撃頻度も上昇した。県森林研究研修センターのまとめでは、17年は延べ8回で、16年の1回、15年の3回に比べて際立った。小さな群れが確認されたケースもあり、幼獣の目撃も1回あった。

 同センターは「定着とまでは言えなくとも、繁殖を図れる状況をつくっていることが疑われるレベル」と指摘。侵入初期の段階から状況が変化する可能性があり、さらに十分な監視が必要だと警戒する。

 本県を含め、秋田、福島、新潟など隣接する各県でも分布が回復している。ニホンジカに関し、特定鳥獣管理計画がないのは東北・新潟7県の中で本県のみ。県は19年度中に策定する方針で、個体数の管理目標や被害の対策などの検討を進める。

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