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発足5年~駆け上がれ(下) 新戦力・勤勉、献身的な外国人

2018年09月29日 11:43
インサイドで強みを発揮するブレット・ビスピン
インサイドで強みを発揮するブレット・ビスピン
 組織的な全員バスケを掲げる山形。補強すべき新外国人選手はプレーのタイトルより、「チームにどれだけ尽くせるか」を重視した。スモールフォワード(SF)兼パワーフォワード(PF)のウィル・ヘンリー、PF兼センター(C)のブレット・ビスピンは、ともに小野寺龍太郎ヘッドコーチ(HC)肝いりの「戦略的重要選手」だ。フォワードとしての能力に加え、「日本人以上に勤勉で献身的」と指揮官の期待値は高い。

 ことし6月、Bリーグは外国人の起用に関し、ルールを大幅に変更した。外国人選手のベンチ登録は3人(日本国籍取得選手を含む)から2人に削減された一方、2選手は制限なくコートに立てる。昨季までは第1、3クオーター(Q)は1人のみ、第2、4Qは2人とされた。各チームとも外国人選手の活躍が、浮沈により影響するようになる。

 山形は3人目の外国人選手として、PF兼Cのチュクゥディエベレ・マドゥアバムを追加で獲得した。経営的な理由で3人目を獲得できないチームが多く、2部東地区6チーム中、3人以上の外国人選手を擁するのは山形の他に茨城のみ(28日現在)。山形にとってはアドバンテージになる。

 それぞれの特徴を見ると、ヘンリーは走攻守がそろったオールラウンドプレーヤー。機動力を重視したチーム戦術を踏まえ「走ることは得意だ。切り替えの速さで貢献したい」と語る。日本のリーグは初挑戦だが「チームに焦点を合わせて戦う」と意気込む。

走攻守そろったオールラウンダーのウィル・ヘンリー
走攻守そろったオールラウンダーのウィル・ヘンリー
 ビスピンは身長204センチ、体重106キロと、身体の強さが持ち味だ。特に「リバウンドにはプライドがある」と、自信をみなぎらせる。主戦場はインサイドだが「しっかり走りきるプレーを見せたい」と戦術理解度も高い。

 日本人選手では、昨季の主力メンバーがそのまま残ったが、気掛かりなのは中島良史の負傷だ。気迫あふれるプレーでチームの窮地を救ってきただけに、序盤の出だしに不安が残る。

 今季の東地区には、中地区から昨季地区2位の茨城と同3位の群馬が移動し、熾烈(しれつ)な戦いが予想される。チームのスローガンは「Believe(ビリーブ)」。ファンはチームの勝利を信じている。

(この企画は報道部・野田達也が担当しました)

メモ
 バスケットボール男子・Bリーグ1部への昇格条件 1部(B1)と2部(B2)は各18チームで、それぞれ東、中、西の3地区に分かれる。B2のパスラボ山形ワイヴァンズは東地区に所属。シーズンに60試合を戦い、各地区1位の3チームに加え、2位以下で最高勝率の1チーム(ワイルドカード)がプレーオフのトーナメントに臨む。1、2位はB1へ昇格でき、3位はB1チームと入れ替え戦を行う。

【所属メンバー】
 1 PG・SG 中島良史(28) 176センチ 78キロ
 2 PG    高松勇介(27) 168センチ 67キロ※新加入
 6 SG・SF 岩田涼太(26) 187センチ 87キロ※新加入
 7 SG・SF 古橋広樹(26) 185センチ 85キロ※新加入
◎9 SG・SF 佐藤正成(27) 187センチ 82キロ(山形南高出・高畠町出身)
 11 PG    秋山 熙(23) 174センチ 77キロ
 12 SG    高浜拓矢(28) 184センチ 80キロ
 14 PF・C  チュクゥディエベレ・マドゥアバム(27) 206センチ 110キロ※新加入
 23 SF・PF ウィル・ヘンリー(28) 204センチ 93キロ※新加入
 34 PF・C  ブレット・ビスピン(25)204センチ 106キロ※新加入
 37 PG    河野誠司(29) 172センチ 72キロ
 50 SF・PF 伊沢実孝(24) 195センチ 99キロ
 75 SF・PF 赤土裕典(24) 192センチ 99キロ※新加入
(◎は主将、PG=ポイントガード、SG=シューティングガード、SF=スモールフォワード、PF=パワーフォワード、C=センター)

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