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わくわく~カプセルに県産米3種 芸工大生が考案、学園祭でテスト販売

2018年10月04日 12:48
「やまのおこめガチャ」プロジェクトを始める加藤結香さん(左)と須藤清貴さん。販売するキューブ状の県産米を手に持ち、展望を語った=山形市・東北芸術工科大
「やまのおこめガチャ」プロジェクトを始める加藤結香さん(左)と須藤清貴さん。販売するキューブ状の県産米を手に持ち、展望を語った=山形市・東北芸術工科大
 東北芸術工科大(山形市)の学生が、カプセルトイの販売機を使って県産米を売るプロジェクト「やまのおこめガチャ」をスタートさせる。手軽な量のコメを気軽に楽しみながら購入してもらおうという試み。7、8日の学園祭でテスト販売し、15日から学内に設置する。

 グラフィックデザイン学科3年加藤結香(ゆいか)さん(21)が発案し、デザイン事務所「A―kakanai design(えかかない デザイン)」代表で企画構想学科3年の須藤清貴さん(20)と共に企画。コメや加工品販売のジェイエイてんどうフーズ(天童市)の協力で実現した。

 無洗米300グラム(2合)をキューブ状にパックした既存の商品を活用。カプセルトイと同じで、硬貨を入れてつまみを回すと「つや姫」「はえぬき」「コシヒカリ」いずれかが出てくる。販売機はインターネットオークションで購入し、角張った商品が中で詰まらないよう、プロダクトデザイン学科3年松本大知さん(20)が改良を加えた。

 加藤さんは、2年次の「山形の四季をデザインする」という演習で県産米と若者のコメ離れに注目。「店頭に並ぶ1キロ詰めでも1人暮らしの学生には多い」と仮定し、手軽に購入する方法を検討した。自身は秋田県出身で「お米が好き」。気軽に山形のコメの食べ比べができたら―という思いが、「ガチャ」に結び付いた。選んで買うのではなく、商品がランダムに出てくる楽しさも提案しようと考えた。

 構想段階で学内展示に選ばれ、手応えを感じて世に出してみたいと友人の須藤さんに相談。須藤さんも学生の取り組みを地域に役立てたいと春休みを使って企画を練り上げ、ジェイエイてんどうフーズに持ち込んだ。

 「生み出したアイデアを大学の中だけで終わらせたくなかった」と加藤さん。東北各地の大学にも広げられたらと思い描く。須藤さんは8月に「A―kakanai design」を立ち上げたばかりで、「『ガチャ』は販売機だけで動かせることも魅力。物産展や土産物店でも活用できるかもしれない」と展望する。

 学園祭でテスト販売後、15日~11月3日に芸工大、同5~17日は山形大に販売機を置く。学生向けの価格として暫定的に1個300円で提供する。販売機を増やすなど今後の展開に向けてクラウドファンディング(CF)で資金募集もしている。CFのウェブサイトはhttps://camp-fire.jp/projects/view/96543

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