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【高校野球】県勢3チーム敗れる 来春の選抜大会、一般枠での出場厳しく

2018年10月16日 10:14
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 第71回秋季東北地区高校野球大会は第3日の15日、秋田市のこまちスタジアムとさきがけ八橋球場で準々決勝4試合が行われ、県勢は第1代表の酒田南が盛岡大付(岩手第1)に0―7で七回コールド負けした。第2代表の羽黒は八戸学院光星(青森第1)に2―3で敗れた。

 今大会の結果は来春の選抜大会選考の参考となり、3チームがすべて敗退した県勢は、一般枠での出場が厳しくなった。

 酒南は初回、打者一巡の攻撃を受け4失点した。継投の渡辺拓海が粘りを見せたが、打線は4安打で反撃の糸口をつかめなかった。羽黒は二回、4番鈴木倫のソロ本塁打で先制したが、五回に連打で逆転を許した。六回には犠飛で1点差に詰め寄ったが、振り切られた。県勢を破った2校のほか、古川(宮城第2)と花巻東(岩手第2)が4強入りした。第4日の17日はこまちスタジアムで準決勝2試合が行われる。

【県勢振り返って】選球眼や精神力に課題―勝負強さ磨いて
 県勢は酒田南、羽黒の2校が8強入りしたが、それぞれ甲子園常連校を相手に準々決勝で敗れた。基本的なパワーや投手力は東北上位校に並ぶ水準にあるものの、選球眼や、窮地で力を出し切る精神力では課題が残った。

 第1代表の酒南は初戦の日大東北(福島第2)戦で18安打と高い打力を示した一方、17残塁と勝負強さを欠いた。準々決勝は投打ともに流れを引き寄せられず、盛岡大付(岩手第1)を相手に大敗した。鈴木剛監督は相手との差を「ボール球を見極める判断」と説明。エース渡辺拓海は「大舞台での戦い方が分かっているかどうか」とした。技術・精神面での課題を再点検してほしい。

 第2代表の羽黒は初戦で21安打と打撃力を見せ、準々決勝では八戸学院光星(青森第1)を相手に接戦を演じた。夏の甲子園も経験したエース篠田怜汰が被安打7ながら試合をつくり、4番鈴木倫がソロ本塁打を含む2打数2長打と活躍した。一方、相手右腕に羽黒の右打者はことごとく凡退し、得点を上積みできなかった。競り合いを制する決定力は不可欠だ。

 第3代表の山形城北はエースをけがで欠き、初戦で敗れた。全員野球で無失策の守備を見せる意地を示したが、力の差は否めなかった。

 得点機に平常心で臨めればもっと楽に勝てた場面もあり、負けた試合も違った展開になっていたかもしれない。各試合の敗因は、勝負強さが足りなかったことに集約される。勝負強さを磨くには、地道な練習に裏打ちされた自信と実戦経験が大切だ。冬場の成長に期待したい。
(報道部・小林達也)

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