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切ったラ・フランス、手軽に長持ち 県農業研究センターが加工技術を確立

2018年10月21日 10:30
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 県農業総合研究センターは、カットしたラ・フランスの鮮度を長時間維持できる加工技術を約5年かけて確立した。これまではすぐに実が変色し、品質維持が困難とされてきたが、鮮度保持剤を独自の方法で使用することで、カット後も数日間は風味などが保たれるという。手軽に味わえるようになることで、さらなる需要拡大が期待される。

 ラ・フランスは本県を代表する秋のフルーツとして全国から高い評価を得ている一方、食べ頃が分かりにくく、皮をむく手間がかかることなどが消費拡大に向けた課題だった。また、果実を切り分けてから1時間足らずで変色し、品質が低下するため、カットフルーツには向かなかった。

 技術開発は2012年度に始まり、果肉の褐変防止などに関する研究が進められた。その結果、食べ頃のラ・フランスをカットし、鮮度保持剤に一定時間浸すことで長時間の保存が可能になることが分かった。果肉を漬ける時間や濃度などを変えながら実験を繰り返し、最適な方法を見つけ出した。風味はそのままで果肉も崩れず、3日間ほど持つという。

 観光果樹園の運営などを手掛ける上山市の「高橋フルーツランド」が、県から技術指導を受け、ラ・フランスのカットフルーツとして商品化。JR山形駅ビル「エスパル山形」内の「HATAKE(ハタケ) Cafe(カフェ)」で、1カップ(200グラム)300円で販売する。販売期間は今月22日から来年1月末までで、1日30カップ限定。

 県「ラ・フランス」振興協議会では、ラ・フランスの販売開始基準日を設けており、エチレンガスによる早熟処理を施したエチレン処理品は18日に販売がスタート。主力の予冷品は22日からとなる。

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