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アート空間、舞台は共同浴場 上山・26~30日に「かみのやまフロエンナーレ2018」

2018年10月23日 12:10
「かみのやまフロエンナーレ2018」の開幕を控え、会場の一つ「下大湯」の前で地域おこし協力隊の芹沢亜希さんと打ち合わせをする坂本彩奈さん(右)=上山市
「かみのやまフロエンナーレ2018」の開幕を控え、会場の一つ「下大湯」の前で地域おこし協力隊の芹沢亜希さんと打ち合わせをする坂本彩奈さん(右)=上山市
 上山市中心部にある共同浴場を舞台に、大学生や地元中学生の美術作品展示や、ワークショップ、イベントなどを行う「かみのやまフロエンナーレ2018」が26~30日に初めて開かれる。「街中に人の流れをつくる取り組みを」と、大学生や市の地域おこし協力隊員が企画。風呂にちなんだ多彩な催しで街中のにぎわいを創出し、共同浴場の魅力を発信する。

 フロエンナーレを構想したのは東北芸術工科大企画構想学科4年の坂本彩奈さん(22)。卒業制作で地域に関わるイベントを開きたいと考え、知人がいる上山に着目。ヒアリングや現地調査を重ねる中で「中心市街地の回遊性の低下」という課題を知り、共同浴場で触れた住民の優しさをヒントに、街中に点在する共同浴場で「風呂」に特化した芸術祭を開催しようと、市観光物産協会に提案、市の地域おこし協力隊のメンバーなどの協力を得るなどして実現させた。

 会場は二日町、下大湯、新丁の三つの共同浴場。会期中、各浴場の休憩所に絵画や彫刻などの芸術作品を展示する「飛び込め!アートの湯」、下大湯に市内中学生が風呂おけを使って制作したオブジェを並べる「風呂桶オブジェ」、季節の花や果物を入れた風呂おけを浴場や脱衣所に飾って視覚や香りを楽しむ「湯けむりフレグランス」などのイベントを用意。絵の具やクレヨンを使って来場者全員で各共同浴場ののれんを作るワークショップ(26、27日)や、ヨガ体験(同)、市内特産品の販売(同)、大道芸人によるパフォーマンス(27日)などもある。

 坂本さんは「住民が気軽に声を掛けてくれるなど、共同浴場は地域の人が外から来た人を受け入れる土壌があり、上山の良さを知ることができる価値ある場所。イベントを通して、市民には共同浴場がある素晴らしさを再確認し、市外の人には地元の人とコミュニケーションを取るきっかけにしてもらえれば」と話している。問い合わせは市観光物産協会023(672)0839。イベント詳細はhttps://www.facebook.com/kaminoyamafuroennale/でも紹介している。

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