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皇太子さま迎え、農業の未来探る 全国担い手サミット、2100人が集う

2018年11月09日 07:34
約2100人が集い、優良経営体表彰などが行われた第21回全国農業担い手サミットの全体会=山形市・山形国際交流プラザ
 第21回全国農業担い手サミットinやまがたが8日開幕し、皇太子さまを迎えて山形市の山形国際交流プラザで全体会が開かれた。若手農業者が将来の目標についてメッセージを披露したほか、パネルトークを展開。全国から集まった担い手が農業の未来について考え、「次代を担う農業者の確保・育成に努め、豊かさとにぎわいのある地域社会の構築に貢献する」としたサミット宣言を採択した。

 今大会のテーマは「咲かせよう農の花!実らせよう豊かな日本! 樹氷のように輝き、たくましい未来へ」。約2100人が参加し、勇壮な和太鼓演奏や花笠踊りで幕を開けた。吉村美栄子知事が「大いに交流を図り、絆を深めてほしい」、実行委員長の五十嵐一雄県認定農業者協議会長は「農業と農村を取り巻く環境は厳しさを増しているが、今こそ担い手が一丸となり、魅力ある農業を創造する必要がある」と、それぞれあいさつした。

 皇太子さまのお言葉、全国優良経営体表彰に続き、県内で活躍する若手農業者や県立農林大学校の学生4人が、これからの活動に向けた意気込みを披露。「地域に貢献できる農業に取り組む」「農業の楽しさや素晴らしさを伝えていきたい」などと力強く語った。

 パネルトークでは、同表彰の農林水産大臣賞受賞者らが「夢のある農業」をテーマに意見を交わした。「子どもの興味を引き出せる農業がしたい」といった意見があった一方、「活動への理解が得られないことがある」などの課題が挙がった。

 次期開催県の静岡県への引き継ぎ式も行われ、全体会終了後、参加者は県内8地域で開かれた情報交換会に臨んだ。

 担い手サミットの本県開催は1998年に酒田市で第1回大会を開いて以来、20年ぶり2度目。大会最終日の9日は、県内各地域で生産現場などを巡る現地研修会が開かれる。

全国農業担い手サミットで、お言葉を述べる皇太子さま
皇太子さまのお言葉―活力の輪広げて
 農業は食料の生産と供給を通じて、人々の暮らしと健康を支えています。また、水源の涵養(かんよう)などを通じて、国土や自然環境を保全し、緑豊かな魅力ある景観をつくり出すとともに、それぞれの地域で特色ある文化を育んできました。

 皆さんがこのような大切な役割を果たす農業を担い、地域のリーダーとして農業・農村の発展に日頃から意欲的に取り組まれていることを心強く感じます。

 この山形の地において、全国から集まった農業の担い手の皆さんが、互いの知見や情報を交換し合い、共に将来あるべき農業の姿を探求されることは、日本の農業と各地域の発展のために、誠に意義深いことと思います。

 農業を取り巻く環境が大きく変化する中、この担い手サミットを通じて、熱意と意欲を持って農業に取り組み、地域に活力を生み出している皆さんの輪が全国に広がり、日本の農業が未来に向けて力強く発展していくことを願います。

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