県内ニュース今度は限定パフェ4種、東根の食アピール スイーツクラブ、来月のフェスで販売
2018年11月20日 11:54
スイーツで果樹王国ひがしねをPRする東根市の「ひがしねスイーツクラブ」がオリジナルパフェを試作した。構成する協賛店が連携したコラボレート商品で、12月1日開幕の「ひがしねウインターフェスティバル」で限定メニューとして販売する。商品化も視野に入れており、スイーツを通じて市の食の魅力を広く発信する考えだ。
同クラブは市内の農商工の関係団体などで構成。協賛する14店では旬の東根産果物を用いたベーグルやタルト、果汁を加えた甘酒ゼリーなどの一押し商品を開発し、新たな東根ブランドとしてアピールしている。 オリジナルパフェは協賛店同士の連携を模索する中で実現。六歌仙の酒かすとさくらんぼリキュール、安達農園のフルーツジュースなどを用い、吉田屋の吉田康宏さん(48)と和洋菓子あめやの柴田隆史さん(48)がそれぞれ2種類のメニューを考案した。 酒かすプリンとリキュールゼリーに、生麸やリキュールで煮たラ・フランスのコンポートなどをトッピングしたパフェや日本酒と道明寺入りゼリーなどをアクセントに加えた一品をそれぞれ試作。ドライフルーツ入りのパウンドケーキと山ぶどうジュースのジュレを用いたものや、ラ・フランスジュースのゼリーを使ってトッピングのリンゴ「紅玉」のコンポートが特徴的な商品も仕上げた。 関係者による試食会が15日、市観光物産協会で行われた。4種類を味わい、「味が濃くて受けそう」「見た目も鮮やか」「商品の見せ方も重要になる」などの意見が上がった。 同市のまなびあテラスが会場のウインターフェスティバルでは、12月24日までの週末と祝日にクリスマスマーケットが開かれる。同クラブは1、2、8、9の各日に出店し、各日50個限定で販売する。価格は1個400円。クラブ事務局の同協会では「クラブの新たな商品として定着し、東根のアピールにつながれば」と話している。
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