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県内で新春恒例の消防出初め式 わが街守る心意気

2019年01月07日 09:16
多くの市民を前に祝賀放水を行う消防団員=天童市役所
 新春恒例の消防出初め式が6日、県内各市町で行われた。晴れわたる会場がある一方で、雪が降りしきる場面もあるなど、さまざまな光景が見られた。消防団員たちは、大勢の住民が見守る中、分列行進や一斉放水、はしご乗りなどを繰り広げ、防火への誓いを新たにした。

【天童】一斉に祝賀放水
 市役所周辺で行われ、市消防本部・署員や消防団員ら約450人が参加した。

 防火祈願と山本信治市長の観閲に続き、消防団ラッパ隊の高らかな演奏に合わせて、団員が分列行進を行った。沿道には消防車両48台も連なり、防火に対する心意気を示した。倉津川に向かって、14本のホースで一斉に祝賀放水を実施。延焼を食い止める水幕放水も披露され、市民から大きな歓声が上がった。

消防団員らが中心街を力強く行進し、防火、防災への決意を新たにした=庄内町
【庄内】力強く、きびきびと分列行進
 余目地域中心部の茶屋町通りで行われ、町消防団(菅原尚也団長)や婦人防火クラブなどから約530人が参加した。

 原田真樹町長が「昨年は豪雨や台風などさまざまな災害に見舞われた。万が一の事態に迅速に対応するため、住民一人一人の防災意識を高めることが必要だ」と訓示。団員らは車両約30台と共に力強く分列行進を行い、今年一年の防火・防災への決意を新たにした。

きびきびと分列行進を披露する消防団員=川西町役場前
【川西】町長ら「力結集して」
 町役場周辺で行われ、町消防団員や置賜広域行政事務組合川西消防署員ら約200人が参加した。ポンプ車など17台が出動。原田俊二町長と斎藤二男町消防団長が「全国各地で災害が相次いでいる昨今、消防団員の力の結集が必要だ。常日頃から訓練を積み重ね、町民の安心安全のため活躍してほしい」などとあいさつした。

 式典後、団員と消防署員が一斉放水を披露。サイレンと同時にホースから水のアーチが噴き上がると、会場から拍手が送られた。引き続き、きびきびとした足取りで分列行進を行い、車両は防火広報に出発した。

赤と青、緑に色づけられた水の祝賀放水が行われ、見事なアーチを描いた=三川町公民館前駐車場
【三川】色とりどり空にアーチ
 町公民館前駐車場で行われ、鶴岡市消防署三川分署員や町消防団員ら約110人が参加した。

 阿部誠町長による観閲の後、参加者が分列行進を行い、町を守る心意気を示した。赤と青、緑に色付けした水の祝賀放水も披露した。阿部町長は訓示で「皆さんの日頃の防災活動に敬意と感謝を申し上げる。町民の安全、安心のために、今年も尽力いただきたい」と話した。

園児が火の用心を呼び掛けながら行進した=遊佐町
【遊佐】園児も元気に「火の用心」
 荘内銀行遊佐支店周辺で行われた。6分団の消防団員ら計約300人が分列行進したほか、はしご乗りが披露された。

 杉の子幼稚園の園児31人が先頭で行進。拍子木を打って「火の用心」「子どもは火遊びしません」と誓った。続いて雪が強まる中、団員がはしご上でバランスを取って十数種類の技を披露すると、沿道に集まった町民は拍手喝采(かっさい)。最後に紅白の餅や菓子をまいて無火災を祈願した。

はしご乗りで妙技を決める第7分団の消防団員=南陽市
【南陽】見事な妙技に歓声
 赤湯地区で行われ、消防団、置賜広域行政事務組合南陽消防署、市から計約160人が参加した。花見町古堤の両側から祝賀放水した後、表町通りを分列行進。昨年12月に配備されたポンプ車、小型動力ポンプ付き軽積載車を含む23台が出動し、新調した消防団の防火衣も披露された。市えくぼプラザ前では、消防団第6、7分団の計4人がはしご乗りに挑戦。上空で「遠見」「シャチ」などの妙技が次々に決まると、沿道の見物客から大きな拍手が送られた。赤湯温泉通り商店街振興組合婦人部のメンバーが熱々の豚汁と玉こんにゃくを振る舞った。

観閲などを行った消防出初式=中山町中央公民館前通り
【中山】無火災願う観閲
 町中央公民館前通りなどで行われ、町消防団(秋葉憲太郎団長)の団員約180人が勇壮な行進を見せ、ことし一年の無火災・無災害を願った。

 ラッパ隊の威勢のいい音楽に合わせ、団旗が入場。佐藤俊晴町長の観閲に続き、団員とポンプ車などがきびきびと分列行進した。引き続き小型ポンプを含め12台で祝賀放水し、冬空にアーチを描いた。

雪が舞う中、火伏せ放水を行う参加者=飯豊町・町民総合センターあ~す
【飯豊】火伏せ放水披露
 町民総合センターあ~すで町消防団員や西置賜行政組合消防署飯豊分署員ら約150人、車両30台が参加して行われた。

 防火祈願祭の後、後藤幸平町長らが観閲を行い、田辺隆団長が「各地で災害が頻発し、地域防災力の重要性は増している。今年も住民に一番近い助け人、防災のリーダーとして活動してほしい」と訓示した。雪が舞う中、火伏せ放水、町消防団音楽隊の演奏に合わせた分列行進を力強く繰り広げた。

【小国】ポンプ車がパレード
 おぐに開発総合センターで行われた。安全祈願祭では仁科洋一町長らがあいさつし、伊藤孝太郎町消防団長が「未曽有の自然災害が国内で発生している。町民が安心して暮らせるような消防団でなければならない」と訓示した。

 町消防団員と西置賜行政組合消防署小国分署員、クアーズテック小国事業所の特設消防隊など約100人が参加。祈願祭終了後、ポンプ車など30台が防火パレードに出発し、町内各地で火災予防を訴えた。

声を合わせて腕用ポンプを動かす消防団員=東根市役所前
【東根】声合わせ腕用ポンプ操作
 市役所周辺で繰り広げられ、腕用ポンプによる祝賀放水に沿道が沸いた。

 消防職員・団員約900人と車両35台が参加した。観閲などに続き、昭和初期に製造された腕用ポンプの取っ手を、団員が声を合わせて懸命に上下に動かして水のアーチを描き出し、古里を守る心意気を示した。分列行進やポンプ車による一斉放水を披露したほか、間木野多加志副市長や加藤信明市議会議長らが振る舞い餅をまいて無火災を祈願。会場では婦人防火クラブのメンバーが住宅火災警報器のPR活動を行った。

上空に向けて一斉放水する消防団員=村山市・ふれあい広場
【村山】平穏な年祈り、上空向け放水
 甑葉プラザ周辺で行われ、消防団員約330人が防火、防災の誓いを新たにした。

 団員は志布隆夫市長の観閲を受けた後、同プラザ前で消防車両20台と分列行進。表情を引き締め、堂々と勇姿を披露した。ふれあい広場では上空に向けて一斉放水を繰り広げた。

 鈴木慶美市消防団長は「災害に備えるとともに、防火広報の強化もお願いしたい。平穏な年であることを祈る」と述べ、志布市長は「市民の安全、安心のため、精進することを期待する」と訓示した。

はしご乗りを披露する若手団員=最上町中央公民館
【最上】若手ひょいっとはしご乗り披露
 町中心部で行われ、団員らが今年一年の防火への誓いを新たにした。

 団員約260人が参加し、きりりと引き締まった表情でJR最上駅から町中央公民館まで分列行進。消防車両も加わった。同館で式典が行われ、冨沢秀好団長が「昨年は2度の豪雨に見舞われた。現場で迅速な活動ができるように予防消防と訓練に励もう」と訓示。若手団員がはしご乗りを披露して会場を盛り上げた。高橋重美町長による観閲も行われた。

団旗を掲げて更新する団員=舟形町中央公民館
【舟形】豪雨忘れず気を引き締め
 町中央公民館周辺で繰り広げられ、団員135人ほどが参加した。安全祈願祭に続き、加藤憲彦団長が「昨年の豪雨では大きな被害を受けた。今年も気を引き締めて、えとのイノシシのように町民の安全安心のためにまい進することを祈る」と訓示した。その後町中心部を分列行進し、森富広町長の観閲を受けた後、一斉放水を披露した。

【上山】団員ら420人、防火へ歩み
 市中心部の十日町通りなどで行われ、市消防本部と市消防団から約420人が参加して防火への誓いを新たにした。

分列行進を披露する消防団員たち=上山市
 横戸長兵衛市長らによる観閲の後、消防団員らがポンプ車や救急車など車両20台と共に二日町プラザ前を分列行進した。引き続き眉川橋に移動して新年祝賀放水を実施。高々と水柱が上がると、見守った市民が大きな拍手を送っていた。

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