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おしんの酒田へ時間旅行 山王くらぶ、当時の民具など展示

2019年01月09日 10:41
おしんが〝生きた〟時代の酒田を伝える初の企画展が開かれている=酒田市・山王くらぶ
 おしんが“生きた”時代の酒田を再現―。かつてのNHK連続テレビ小説「おしん」で、おしんが9~16歳までを過ごしたと描かれた1909(明治42)年~16(大正5)年ごろの酒田の民具などを紹介する展示会が、酒田市の山王くらぶで開かれている。「おしん」は海外でも放送されており、外国人観光客から「おしんを感じられる場所がほしい」という要望に応えて初めて開催した。

 イベント企画、司会業などの地元企業チアーズ(加藤明子社長)が手掛けた。豪商「加賀屋」に奉公したとされるおしんが“見た”であろう世界を再現している。当時の酒田は、北前船による繁栄の名残を漂わせる一方、港で国による本格的な河口修築が始まったり、鉄道(後の陸羽西線)が開通したりと、近代化に向け活気にあふれていたという。

 会場には、中に炭を入れて暖を取った「やぐらこたつ」や、かごの中に布団を入れて赤ちゃんを寝かせた「いづめこ」などの民具を展示。また、おしんの人形や、連続テレビ小説(1983~84年放映)の台本、2013年に公開された映画「おしん」の撮影風景のパネルなども並ぶ。約50点を紹介し、1895(明治28)年に建築された山王くらぶの建物とともに当時の世界観が再現されている。

 山王くらぶには外国クルーズ船の寄港や台湾からのチャーター便運航を機に、外国人観光客が増えているという。企画展にもフィリピンや台湾からの観光客が訪れ、「おしんの姿を泣きながら見たのを思い出す」などと好評だという。

 同時開催で、北前船が運んだ文化の一つ「押し絵」の羽子板の企画展もあり、新年にふさわしい華やかな雰囲気を醸し出している。

 企画展は20日までで、火曜は休館。入館料は一般が310円。

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