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鈴木(米沢スキーク)、貫禄の6連覇 県総合スキー・距離成年男子A

2019年01月15日 11:51
 第74回国民体育大会冬季大会の県予選と県選手権を兼ねた県総合スキー大会は14日、上山市の坊平高原クロスカントリー競技場などで距離とジャンプ、複合が行われた。

 距離の国体県予選はクラシカルで競い、成年男子A10キロは鈴木貴弘(米沢スキーク)が26分43秒6で6連覇を果たした。成年女子A5キロは五十嵐萌(日大・新庄北高出)、少年女子5キロは高橋佳奈子(新庄南高金山)がともに2連覇した。少年男子10キロは落合稜介(北村山高)が制した。

 ジャンプの国体県予選は成年Aに2人が出場し、高橋昂士(山形大)が1回目78メートル、2回目79メートルの合計150.0点で優勝した。

〈距離成年男子A10キロクラシカル〉6連覇を達成した鈴木貴弘(米沢スキーク)=上山市・坊平高原クロスカントリー競技場
【ヒーロー】海外で磨いた力示す
 貫禄の走りだった。距離成年男子A10キロクラシカルの鈴木貴弘(米沢スキーク)は、海外を転戦しながら磨いた実力を十分に示して6連覇を達成。「結構、いい感覚があった。自分のペースで走ることができた」と充実感を漂わせた。

 地元企業や個人の支援を受けながら今季はスウェーデンやノルウェーなどのレースに出場。「海外の選手はうまく板に乗ってスピードを出すイメージ。自分は力を入れる部分、抜く部分の使い分けがまだうまくいかない」と新たな課題を見つけた。

 「今はその感覚を少しずつ得ようとしている」。この日は一つ一つの動作や感触を確かめながらのレースとなり「もう少し前半からペースを上げてもよかった」としながらも、2位に1分27秒差で圧勝した。

 地元の九里学園高でコーチを務め、トップ選手を招いた合同練習を企画するなど後進の育成にも力を注ぐ。指導経験を自らの糧とするとともに、昨年はトライアスロンに挑戦し、県代表として福井国体に出場するなど新たな体験を重ねている。

 2022年北京冬季五輪を目指す25歳は今季、全日本選手権と国体に照準を定める。「今年の国体は表彰台に上がりたい」と目標を語った。

〈ジャンプ成年A〉初優勝した高橋昂士(山形大)=山形市・クラレ蔵王シャンツェ
高橋(山形大)初V「まずまず」―ジャンプ成年A
 今季第1戦を初優勝で飾ったジャンプ成年Aの高橋昂士(山形大)は納得の表情。「接戦をものにできてよかった。シーズン序盤の内容としてはまずまず」と及第点をつけた。

 前回3位の島貫寛基(県社会福祉事業団)との一騎打ちとなった。風がほとんどない条件で1回目こそ1点差でリードを許したが、2回目はこの日最長となる79メートルを飛んで逆転。夏場に鍛えた体幹できれいな空中姿勢を維持して飛型点も稼ぎ、1.5点差で島貫を退けた。

 「勝ち負けにこだわらず自分の飛躍に集中できた」と高橋。「気持ちが軽くなったことで体も軽くなり、風に乗れた」と新たな境地にも触れた。過去に出場した国体では思うような成績を残せていないが「山形のために頑張りたい」。自信を深め、本命の国体に目を向けた。

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