県内ニュース

依存症回復支援へ専門医療機関を選定 県が19年度、相談窓口開設も検討

2019年01月18日 09:24
PR
 県は2019年度、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症患者やその家族への支援体制の整備に力を入れる。患者が早期に治療を受けられるよう、専門的な研修を受けた医師や看護師らがいる医療施設を「依存症専門医療機関」に選定して周知する。依存症に関する相談窓口の開設も検討しており、回復支援に向けた対策を強化する。

 県障がい福祉課によると、相談窓口の機能を担う県精神保健福祉センターには2017年度、アルコール関連394件、薬物関連10件、ギャンブル関連90件の相談が寄せられた。ストレスが要因となり依存症に発展するケースは多いが、政府がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を進める中、将来的にギャンブル依存症がより社会問題化する可能性もある。

 こうした状況を受け、県は依存症対策を推進するため、施策の柱に(1)関係機関による連携体制の整備(2)相談拠点の設置・運営(3)専門医療機関の選定―の3点を据える考えだ。

 (1)は医療や保健所、福祉関係など関係者で構成する連絡会議を新たに立ち上げる。依存症の治療は内科での対症療法にとどまり、依存症の専門医療に結び付かないケースが多々あるという。こうした課題の解消に向け、関係機関が協議する場を設ける。

 (2)は同センター内に専用の相談窓口を設け、保健師が対応できるようにする。(3)は国が定める研修を受けた医師や看護師の配置に加え、入院や外来で依存症患者の受け入れプログラムを設けている医療機関を選び、患者の円滑な治療に結び付ける仕組みをつくる。

 依存症の問題を巡っては患者の家族など周囲で対応を悩んでいるものの、病気だと認識していないケースが多いという。同課は新規事業を通じ「潜在的な患者を含め適切な治療にどう結び付けるかが重要。依存症に対する県民の理解も深めていきたい」としている。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から