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新体操の五輪選手、村山市から 6月教室設立、幼少期から競技触れて

2019年01月18日 10:37
 「村山からオリンピアンを」。2020年東京五輪・パラリンピックに向け新体操の強豪・ブルガリアのホストタウンとなり、同国代表チームの応援機運が高まっている村山市。新体操の裾野を広げようと、新年度、市内の子どもを対象に新体操教室を設立する。幼少期から新体操に触れる環境づくりを進め、五輪選手輩出を目指していく。

ブルガリアの新体操選手から手具の使い方を教わる村山市・戸沢小の児童=2018年6月18日
 17日開かれた、ブルガリア新体操ナショナルチームの事前キャンプ「ROSE(ローズ) CAMP(キャンプ)」開催委員会の席上で市が明らかにした。

 ホストタウン事業の一環で、市東京オリンピック・パラリンピック交流課によると、新体操教室は6月に開設を予定している。3~12歳を対象に計20人程度を見込み、園児と小学生の2クラスに分けて市民体育館で、最初は隔週で練習日を設ける方針。運営は市体育協会が担う。さらに20年度は、教室から選手育成も視野に入れ、新体操クラブ発足につなげる計画だ。

 講師を務めるのは、市のホストタウン事業推進員佐藤悦子さん(57)。元楯岡中新体操部顧問として、中学から新体操に取り組む部員が多い中、県中学総体で女子団体を16~18年、3連覇に導くなど高い指導力を持つ。一方で、上位大会に進むほど、トップレベルの競技力を育成するには幼少期から取り組む重要性を痛感したという。

 華やかな演技が特長の新体操。「子どもたちには魅力をまず伝え、好きになってもらいたい。その上で強化ができれば」と佐藤さん。強化は時間がかかるが、五輪後もブルガリアと交流を続けることで、一流の代表選手から指導を受ける貴重な機会も継続の可能性があるという。同課は「クラブ設立はホストタウンのレガシー(遺産)となる。市から初めてオリンピアンを出したい」と意気込む。

 開催委員会では、今年のキャンプの期間を7月4~18日とすることを決めた。チームは5日、村山市に到着。15日に公開演技会を開く。市民と選手との交流がより深まり、地域の新体操熱が高まりそうだ。

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