県内ニュース熱い応援を胸に“出陣” きょう19日からセンター試験、県内各高校で激励会
2019年01月19日 10:01
大学入試センター試験(19、20日)を前に、県内各地の高校で18日、受験生の激励会や出陣式が行われた。教員や後輩から温かいエールを受け取った生徒たち。本番に向けて「ベストを尽くす」「最後まで諦めない」と健闘を誓い合った。
【山形東】 センター試験に臨む235人に向け、佐藤俊一校長や教諭らが「本番で自己ベストを出すことはできる」「焦らず慌てずに」と激励。ユーモアを交えながら助言し、笑いを誘って生徒の緊張をほぐした。後輩から千羽鶴を受け取った土岐聡一朗さん(18)と大川亜友子さん(18)は「自信を持って目標点に向かおう」「身に付けた力を問題にぶつけよう」と気合いを入れた。 【酒田東】 187人が出願。諸原正巳校長が「満点を取る必要はなく、少々のミスで動じないで」と激励し、代表の生徒5人は「家族や友人への感謝を忘れずに頑張ろう」と呼び掛けた。前生徒会長の小林廉さん(18)が健闘を願ってだるまに目を入れた。受験生たちは2年生と教員が披露するユニークな踊りや寸劇に表情を和ませ、全員で肩を組んで同校応援歌「白熱の気」を熱唱。気持ちを高めた。 【新庄北】 187人が出願している。岸善一校長が「『チーム一丸』のスローガンの下、3年間頑張ってきた自分を信じてほしい」と激励。大沼佳郁(よしふみ)さん(18)と星川佳祐さん(18)がだるまに目入れし、各クラス代表が「いつも通りやればうまくいく」「全力を出し切ろう」と決意表明した。3年生担任団がコント風の寸劇で会場を和ませ、最後に全員で「エイエイオー」と気勢を上げた。 【米沢興譲館】 196人全員が出願。横戸隆校長は「努力は報われる。なせば成るの興譲館の精神で頑張ってほしい」と激励し、だるまに目を入れて健闘を祈った。各クラスの代表5人が壇上で決意表明し、「受験なので落ちのない話で」などと和ませつつ「本番は楽しむことが一番」「自分を信じてみんなで頑張ろう」などと意気込んだ。応援団のリードで全員で校歌を歌い、本番に向けて気持ちを一つにした。 会場も準備万端 県内では大学など6会場で大学入試センター試験が行われる。県内最多の約1800人が試験を受ける山形市の山形大小白川キャンパスでは案内看板の設置、試験時刻表の掲示など準備が進められた。試験当日が悪天候の場合、午前7時までに構内の除雪を完了させる考え。 同じく会場となる県立保健医療大も雪などによる交通の乱れを警戒。「状況を見極め、開始時間を遅らせるなど必要な対応を考えていく」としている。
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