県内ニュース加入選手らに戦術浸透求める モンテ1次キャンプ
2019年01月20日 11:32
サッカーJ2・モンテディオ山形は1次キャンプ5日目の19日、静岡県御前崎市の御前崎NEXTAFIELD(ネクスタフィールド)で午前と午後の2部練習を行った。
昨季継続して用いた3―4―2―1のフォーメーションの動きを確認。1トップに入ったFW大槻周平、シャドー(1.5列目)のMF井出遥也ら新戦力に対し、木山隆之(たかし)監督は「敵陣でボールを奪われたら、すぐに奪い返すために寄せる」といった戦術の浸透を求めた。昨季も所属した選手と新加入選手を組み合わせたチーム編成で、縮小コートで紅白戦を行った。 中村駿、主力の自覚にじむ 木山隆之監督と同じ在籍3年目を迎えるMF中村駿は、ダブルボランチの一角として昨季リーグ戦38試合に出場。指揮官の戦術を熟知している一人だ。「僕が中心になって戦い方を伝えていきたい」と、主力としての自覚をにじませる。 山形加入後の2年間は、多くの試合に絡みながら成長を遂げてきた。攻守の鍵となるポジションで、豊富な運動量とボール奪取後の前への推進力で存在感を示した。一方で「試合に出ても結果を残せていない。貢献度は低い」と責任はのし掛かる。昨季は直接FKを含む2得点。達成できなかった7得点7アシストの目標は今季も継続させる。 チーム始動の直後、目の感染症により一時離脱したものの、1次キャンプは2日目から合流した。同世代のMF井出遥也ら新戦力ともすぐに打ち解け、出遅れ感はない。「J2は走らないと勝てない。それを思って今は頑張るだけ」と、飛躍のために必死に汗をかいている。
おすすめニュース
|
文字サイズ変更
山形新聞からお知らせ
|