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乗車前に“猫バンバン” ボンネットたたき、中から逃がす

2019年01月22日 09:22
寒い季節、猫はエンジンルームに入って暖を取ることもある(日産自動車提供)
 寒さがこたえるこの季節、外で暮らす猫が車のエンジンルームに入って暖を取ることがある。しかしドライバーがそのままエンジンをかけ、猫が死んだり、車が故障したりするトラブルも起きている。対策として自動車メーカーは、乗車前にボンネットを軽くたたいて中から逃がす「猫バンバン」を呼び掛けている。

 村山地方に住む会社員の女性は数年前の冬、車を走らせているうちに異変に気付いた。「ちょっと臭いがするな」。そう思って停車し、ボンネットを開けてみると、中で猫が挟まっていた。残念ながら死んでいたという。

 猫は狭いスペースを好む。エンジンルームは車の下が開いており、体が柔らかい猫は頭が通れば入っていける。「鳴き声で気付いた」「エンジンをかけたら変な音がした」―。日本自動車連盟(JAF)山形支部によると、冬場は猫がエンジンルームに入ったことによるトラブルの救援依頼が増えるという。猫が犠牲になるだけでなく、場合によっては故障につながる。

 猫バンバンは2015年秋から日産自動車(横浜市)が提唱してきた。「バンバン」は、車に乗る前にボンネットを軽くたたく行為を示している。音や振動で猫を驚かせ、車の中から逃がす対策だ。

 同社広報部によると、会員制交流サイト(SNS)で発信したところ、予想以上の反響があり、翌年に正式プロジェクトとして特設サイトを開設した。動画を配信したり、ロゴを作ったりして、この取り組みを広めてきた。

 同社は「乗る前のちょっとした思いやりで救える命」と呼び掛ける。しんしんと雪が降る日には、車の下で縮こまる野良猫を見かけることもある。発車前は、人だけでなく近くに猫がいないかも確かめたい。

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