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シベール、事業継続への支援要請 債権者集会、再生へ不満の声なし

2019年01月22日 11:36
シベールの債権者集会終了後、報道陣に説明する代理人の粟沢方智弁護士(左)=山形市・大手門パルズ
 民事再生法適用を山形地裁に申請した洋菓子製造販売のシベール(山形市、黒木誠司社長)の債権者集会が21日、山形市の大手門パルズで非公開で開かれた。約250人の債権者が出席し、黒木社長が陳謝した上で、代理人の粟沢方智(まさのり)弁護士が経緯や再生手続きの流れ、申請後も事業継続に支障が出ていないことを説明した。

 終了後、報道陣の取材に応じた粟沢弁護士によると、黒木社長は冒頭「皆さまにご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ない」と頭を下げた。粟沢弁護士は申請経緯、債権の今後の取り扱い手法を説明し、事業継続への支援を要請した。

 スポンサー企業の支援を得て再生を図る考えや、候補の食品関連メーカー1社と協議していることも説明。再生計画については「具体的内容は今後策定する」とし、スケジュールは裁判所が再生手続き開始を決定した後で決まるため、「現時点では未定」との発言にとどめた。

 質疑応答では、債権者から今後の取引、代金支払いに関する質問があり、申請、現状への不満の声は出なかったという。スポンサー候補に挙がっているパン・菓子メーカーのオールハーツ・カンパニー(名古屋市)に関する質問も出たものの、取材に対して粟沢弁護士は「(食品関連メーカー1社と協議中とした)17日の記者会見と同様の説明をした」と述べた。

 集会は個別の質疑応答を含め、2時間以上に及んだ。足早に会場を去る債権者が多く、ある男性は「なぜ今、という思いはあるが、この段階でじたばた騒いでも仕方がない」とあきらめ顔で、別の男性は「同じ山形の企業として再生を応援する」と話した。

 民事再生法適用を申請した17日時点の負債総額は19億5900万円、債権者は245社・個人。同社は今後、山形地裁からの再生手続き開始決定を待ち、再生計画の策定、実行に移る。

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