県内ニュース県内4同盟、JR東にトンネル整備要望 米沢-福島間、早期事業化
2019年01月23日 07:18
県奥羽・羽越新幹線整備実現同盟(会長・吉村美栄子知事)と県内3地域の同盟会が22日、フル規格の奥羽新幹線の実現に向け、米沢―福島間のトンネル整備の早期事業化などをJR東日本に要望した。
要望書では山形新幹線の米沢―福島間で雪による運休が多いことを指摘し、防災対策上、奥羽新幹線実現の足掛かりにもなるトンネル整備が必要と説明。JRと県との間で重ねている検討に有識者を交え、議論を加速させることも求めた。 県によると、吉村知事をはじめ、佐藤孝弘山形市長、中川勝米沢市長、川崎礼子やまがた女将会長らが東京のJR東日本本社を訪問し、喜●(きせ)陽一常務に要望書を手渡した。喜●常務は「地元の熱意は十分受け止めた。抜本的な防災対策として、トンネル整備が必要であると認識している」とする一方、「巨額の投資が必要になり、公的な支援が不可欠。県との検討を引き続き進めたい」と述べた。 ●は生の右に丸、下に力
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