県内ニュースひっぱりうどん発祥の地をPR 村山でイベント、熱々の麺に舌鼓
2019年02月10日 19:31
ひっぱりうどん発祥の地をPRする「ひっぱりまつり」が10日、村山市の戸沢地域市民センターで開かれ、県内外の参加者が鍋を囲み、熱々の麺に舌鼓を打った。
料金は1人100円、小学生未満は無料で、ひっぱり放題というイベント。200食分を提供した。昼時には、会場に入りきれない人たちが順番待ちの列をつくる盛況ぶり。訪れた人たちは、納豆やサバ缶、生卵、ネギなど好みの具材と薬味をどんぶりで混ぜ、葉山の伏流水「いたや清水(すず)」でゆでた麺を鍋からひっぱり、味わった。地元の郷土料理を楽しむ会の会員が手作りした「干しワラビの煮物」と「大根のゴマ酢あえ」も振る舞われた。 戸沢小3年笹原佑介君(9)は「家でもよく食べるけど、ここで食べる方がおいしい。自分好みの味付けで楽しんだ」。戸沢地域地区長の保科和広さん(72)は「大勢で鍋を囲んで食べるのが何よりのごちそう。心も体も温まった」と話していた。 同センターと住民有志でつくる「ひっぱりうどん研究所」(佐藤政史所長)が主催した。
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