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県教育長、24年度開校「厳しい」 庄内の中高一貫校設置案

2019年02月13日 10:45
庄内地域への中高一貫教育校設置案について県教委と庄内5市町の代表者が意見交換した懇談会=庄内町・響ホール
 鶴岡市の鶴岡南高と鶴岡北高を統合し、県立の新中学校を併設する県教育委員会の中高一貫教育校設置案について、広瀬渉県教育長は12日、目指していた2024年度の開校が厳しいとの認識を示した。庄内町の響ホールで開催した庄内5市町の代表者との懇談会で明らかにした。

 設置案は、県教委が17年10月に公表した「田川地区(鶴岡市を含む)の県立高校再編整備計画」の中で、庄内各市町の中学卒業者数の見通しや高校再編の進ちょく状況を考慮し提示した。賛否両論あり、広瀬教育長は懇談会で開校時期について問われ、「計画公表から1年半(近く)が経過した。この段階では(24年度は)かなり厳しいという認識がある」と答えた。

 懇談会終了後、報道陣の質問に広瀬教育長は「10年以上議論し、自信を持って示した案だが、24年度の開校にこだわらず必要なことを進めなければならない」と説明した。

 庄内の中高一貫教育校設置案を巡っては、県教委が昨年末までに行った意向調査で鶴岡市、三川町、庄内町が賛成、酒田市が反対の立場を示した。遊佐町は庄内への設置自体に反対としていたが、懇談会が設けられたことなどを受け「異論をはさむものではない」と方針を変えた。

 懇談会は県教委が初めて開催。県教委の代表者のほか、5市町の副市長、副町長、教育長が出席した。三川町は「今が設置する絶好の機会」、鶴岡市は「子どもたちの選択肢を増やす環境をできるだけ早く整備すべきだ」などと賛成意見を述べた。一方、酒田市は「それぞれに鶴岡南高、酒田東高という進学高がある鶴岡と酒田のバランスが崩れ、まちづくりにも大きな影響を与える」と主張。鶴岡南高、鶴岡北高以外を拠点とするよう求めた。

 県教委は今後の再編整備の進め方について、この日出された意見を整理した上で意見交換の場を設けるかを含めて検討する。

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