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天童からプロ棋士輩出を 悲願達成へ、市が新年度に養成事業

2019年02月20日 08:29
多くの小中学生でごった返す教室。この中に将来のプロ棋士がいるかも=天童市・天童将棋交流室
 「将棋のまちからプロ棋士を」という悲願に向けて、天童市は新年度、プロ棋士養成事業を始める。素質のある小学生に対し英才教育を行うほか、市内全域で出前教室を開き裾野を広げることにも努める。当初予算案に138万円を盛り込んだ。聖地から新たな一手を繰り出す。

 最年少プロ棋士の藤井聡太七段(16)効果で、JR天童駅ビルの将棋交流室は、水曜と土曜の少年少女将棋教室の時間になると、市内外からの子どもたちで大にぎわいだ。去年10月の同時対局数イベント「二千局盤来(ばんらい)」でギネス記録を達成し市民の関心も高まった。「われわれの夢実現に弾みを付けるにこれ以上ないチャンス」と山本信治市長は熱く語る。

 エリート養成、裾野拡大の2段構えで進める。プロ輩出に直結する前者は、教室に通う小学生のうち、特に才能ややる気にあふれる子を選抜。週2回の通常教室とは別に、月4回程度の特別講座を行う。少人数を対象にした特訓で、指導に当たるのはプロ棋士だ。

 プロの登竜門である日本将棋連盟の奨励会には、これまで同教室から2人が入会したが、居住先は中山町と寒河江市。このため、養成の対象を天童市在住のみとするか、教室会員ならよしとするかは、これから詰めるという。

 「市民の誰もが将棋を指せるまちづくり」がもう一つの狙いだ。市内12公民館で夏休み中、小学生を対象にした出前教室を2回ずつ開くとともに、交流室の開館時間を平日は午前中にも延長し、子どものうちから将棋に親しむ環境をつくる。

 同連盟天童支部が事業をバックアップ。大泉義美県連会長は「総力挙げてキラッと光るプロの卵を育てていきたい」と意欲を見せる。

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