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「郷土に愛される力士になって」 八角部屋入りの斎藤選手に期待や激励

2019年02月22日 14:13
全国大会で3位に入った小学4年時の斎藤大輔選手の写真を手にする白畑悌輔さん
 酒田一中出身の斎藤大輔選手(18)=埼玉栄高3年=が21日、大相撲の八角部屋入門を発表したのを受け、地元酒田市の関係者は喜びに沸いた。昨年の全国高校総体と国体で個人2冠を達成したホープの新たな一歩に、指導者らは大きな期待を寄せ、稽古に励む後輩にも大きな夢を与えた。

 野球少年の斎藤選手に相撲転向を勧めたのは酒田相撲連盟の遠藤重一会長(72)だった。宮野浦小の同級生の孫よりも頭一つ大きな体つきを見て、小学3年の頃に目を付けた。斎藤選手は最高位前頭4枚目の大ノ海=旧藤島町出身=らが通った教室に入り、めきめきと力を付ける。小学6年で全国2位、中学では全国制覇を果たした。

 遠藤会長は大ノ海や大岩戸ら郷土の先輩を引き合いに出し「彼らより素質は上。三役まで十分に上がれると思う」と太鼓判を押し、「けがには気を付けてほしい」と気遣った。

 この教室で斎藤選手を中学卒業まで指導したのは白畑悌輔(ていすけ)さん(81)。「持ち味の突き押しに加え、差し手の使い方など、恵まれた体格を生かした攻めができるようになった」と3年間の成長を評価する。

斎藤大輔選手に憧れる古里の後輩たちが、この日も稽古に汗を流していた=21日、酒田市武道館
 昨夏、久々に恩師の元を訪れた際には「日本一になるまで顔は出せないと思っていた」と話したという。目標を達成してもおごることなく、淡々と話す姿に、白畑さんは故郷を離れてからの充実ぶりを実感した。「頑張れのひと言。自分が勝つんだという強い気持ちで、一番一番臨んでほしい」と激励する。

 教室では現在、小中高生14人が稽古に汗を流す。八幡小6年村上大祐君(12)は身長172センチ、体重130キロの有望株だ。先輩の吉報に「すごい人の胸を借りていたんだと改めて感じた。まずは県で1番になり、いずれは国技館で相撲を取りたい」と目を輝かせる。

 斎藤選手の父敏行さんと母百合さんは「たくさんの励ましと祝いの言葉を頂き、ありがたい。皆さんの尽力で今日を迎えられたことに感謝しながら、ますます精進し、郷土に愛される力士になってほしい」。夢に向かって歩み続けるわが子へ、温かい言葉を送った。

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