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遊佐町、津波警戒区域に 県が指定、東北で初

2019年03月20日 08:53
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 県は19日、遊佐町の沿岸部約258ヘクタールを、津波防災地域づくり法に基づく津波災害警戒区域(イエローゾーン)に指定した。東北で指定は初めて、全国では12番目。指定区域ではハザードマップ作成などが義務づけられ、最大級の津波に備え避難体制の強化を図る。

 津波防災地域づくり法は東日本大震災を受けて定められ、警戒避難体制を特に整備すべき区域として都道府県が任意で指定できる。本県では酒田、鶴岡、遊佐の沿岸3市町で指定に向けた準備を進めてきた。

 同町は海岸沿い約20キロに加え、月光川などの河口周辺をイエローゾーンに指定した。区域図は浸水深ではなく、津波が建物などにぶつかってせり上がる高さを「基準水位」とし、地図上で10メートル四方ごとに表示している。基準水位の最大は釜磯海水浴場南側で12.3メートルとなった。

 指定に伴い、遊佐町には基準水位を表示した津波ハザードマップの作成などが義務づけられる。また、区域内に立地する吹浦保育園は、避難確保計画の作成や年1回以上の津波避難訓練の実施が必要となる。区域内での建物の建築や開発行為は制限されない。

 鶴岡、酒田両市については、早期の指定に向けて順次、住民説明会を開催するとしている。佐藤仁喜弥危機管理監は「指定を契機に避難体制を強化し、津波が押し寄せても確実に逃げることができるようにしたい」と話していた。

 警戒区域にはイエローゾーンのほかに、津波災害特別警戒区域として、学校や病院などの床面を基準水位より高くすることが義務づけられるオレンジゾーンと、さらに厳しく住宅まで対象範囲を広げたレッドゾーンがある。

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