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医療情報ネット県内統一で治療素早く 検査の重複避け、効率的に

2019年03月21日 14:15
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 県は20日、県内の医療機関同士が患者の診療状況を共有する医療情報ネットワークについて、これまでの2次医療圏(村山、庄内、置賜、最上)ごとの運用を見直し、同日から圏域を越えた共通の運用を開始したと発表した。治療が迅速化し、検査の重複が避けられ、効率的な医療の提供が期待される。

 県地域医療対策課によると、各医療情報ネットワークは、中核病院と診療所などの地域のかかりつけ医が一体となり、切れ目のない医療提供を目的に地域単位で整備された。情報通信技術を活用した連携で、退院後も安心して医療を受けられる体制づくりを目指してきた。参加医療機関は1月末現在で、4地域合わせて420カ所に及ぶ。

 圏域ごとに協議会を置き独自に運用。名称は▽村山=「べにばなネット」(事務局・村山保健所)▽庄内=「ちょうかいネット」(同・日本海総合病院、鶴岡市立荘内病院)▽置賜=「Oki―net」(同・公立置賜総合病院)▽最上=「もがみネット」(同・最上保健所)―としていた。

 各ネットは、患者の同意の下、中核病院がかかりつけ医などに患者の検査結果や画像データ、カルテ、処方薬などの情報を開示する。参加する病院や診療所の医師はインターネットを通じてシステムに入り、過去の診療情報を閲覧。患者は自身の診療情報を共有する医療機関を指定でき、システムにアクセス可能な医師はIDなどでの登録制としている。

 全県化のメリットとして、同課は(1)医療機関が患者情報を速やかに取り寄せ、迅速な治療を行える(2)救急時、これまで診療を受けた他病院の患者情報を圏域を越え入手できるため、円滑な救急処置につながる―の2点を挙げる。ルールを共有化し、圏域ごとのシステムに大きな違いはないため、運用上のトラブルは回避できるという。

 同課は「退院後も適切な治療が行えるほか、スムーズな手術にもつながると考えている」としている。

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