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鶴岡高専とJA全農山形が協定 栽培管理実証でタッグ、同校開発の安価センサーを活用

2019年03月21日 14:30
気象・気候データを計測するウェザーステーションの装置=三川町横山
 情報通信技術(ICT)を活用したスマート農業の推進に向け、鶴岡工業高等専門学校(鶴岡市)とJA全農山形は20日、研究交流と地域貢献に関する協定を結んだ。同校が開発した低価格の環境センサーシステム「KOSEN(コーセン)版簡易ウェザーステーション」を使い、三川町のJA全農山形の農場で栽培管理サポートの実証試験を行う。

 システムは、同校を中心とした各高専連携の全国KOSEN農業ICTネットワークが2014年から開発と実用化に取り組んできた。温度、湿度、気圧、風向、風速、雨量、日射量をセンサーで計測。人工知能(AI)を用いるなどして分析し、栽培管理に役立てる。大手メーカーの同様の装置が100万円以上するのに対し、市販品を部品に活用しているため、10万円程度の価格という。

 協定に基づき、園芸産地拡大実証研修農場の屋外に1基、パプリカやミニトマトの栽培用ビニールハウス7棟に計11基を設け、病害虫の発生予測、熱中症予防などの効果を確かめる。同校は19年度中にもベンチャー企業を立ち上げ、普及を図りたいとしている。

協定を締結した高橋幸司校長(左)と後藤和雄県本部長=三川町・JA庄内たがわ三川支所
 締結式が同町のJA庄内たがわ三川支所で行われ、同校の高橋幸司校長とJA全農山形の後藤和雄県本部長が協定書に署名した。高橋校長は「産学連携の革新的なモデルとしたい」、後藤県本部長は「農業の継承、新規参入につながることを期待する」などとあいさつした。

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