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村山産高がサイエンスコンテスト最高賞 「微生物でソバ収量増」が高評価

2019年03月24日 12:46
未来指向賞を受賞した村山産業高の笹原悠馨さん(中央)と佐藤陽菜さん(右)=茨城県つくば市・つくば国際会議場
 未来の科学者の芽を発掘し、育てる「つくばサイエンスエッジアイデアコンテスト」が22、23の両日、茨城県つくば市で開かれ、村山産業高農業部の発表が最高賞の一つ「未来指向賞」を獲得した。植物内部で共生する微生物「エンドファイト」を利用し、地域特産のソバの収量増が図れることをアピール。化学肥料削減など環境保護の面でも画期的と高い評価を受けた。

 コンテストには全国の中学高校から約100グループがエントリーし、書類選考を通過した上位8チームが口頭発表の権利を獲得。村山産業高農業部はバイオテクノロジー班のうち8人が研究する「エンドファイトで農業革命!ソバ栽培における施肥削減技術の開発」をテーマに発表した。

 2年の笹原悠馨(ゆうか)さん(17)=農業環境科=と佐藤陽菜(ひな)さん(17)=農業経営科=が代表し23日の発表に立った。ソバの根の部分にあった約40種類のエンドファイトを培養し、成長を促す菌種を割り出して実験圃場でソバにその菌液を与えたところ、菌がない状態と比べて約3割の収量増となったことを紹介。化学肥料をこの菌液に代替することで、本県のソバに使われる肥料コスト約10億円が削減できると提案した。

 本番前は原稿とスライドを合わせて何度も練習したという。笹原さんは「時間内に発表するのが大変だった。これを糧に研究を頑張りたい」と喜び、「本当にうれしい。さらにエンドファイトを詳しく調べたい」と佐藤さん。同部顧問の広瀬僚太教諭(34)は「生徒たちはすごい数の実験をして苦労していた。形になってよかった」と教え子たちの快挙に目を細めていた。

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