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井上作品、変わらぬ魅力 川西「吉里吉里忌」、対談や朗読劇を展開

2019年04月16日 14:27
朗読劇「イーハトーボの劇列車」が上演された吉里吉里忌=川西町フレンドリープラザ
 川西町出身の作家・劇作家、井上ひさしさんをしのぶ「吉里吉里忌(きりきりき)」は最終日の14日、川西町フレンドリープラザで講演会を開いた。対談や朗読劇などを繰り広げ、大勢の来場者とともに井上作品の魅力を共有した。井上さんの思考や業績を多角的に考察する「井上ひさし研究会」の設立総会も開かれた。

 第1部は山形市在住の文芸評論家池上冬樹さん、芥川賞作家若竹千佐子さんが「わが心のドンガバチョ、井上ひさし先生こんにちは」と題し、第2部は俳優角野卓造さん、演劇ジャーナリスト今村麻子さんが「井上芝居とわたし」をテーマに、それぞれ対談した。

 池上さん、若竹さんは井上作品から受けた影響などを語り合った。自身に宿る多くの人たちの魂を芥川賞受賞作で描いた、と紹介した若竹さん。小説家デビューは50代半ばだったが「もう私は遅いと思っても、心の中のドンガバチョが『まだ大丈夫』と言ってくれた。いろんな人間が共同体として進んでいく『ひょっこりひょうたん島』は私の学校だった」。池上さんは「井上作品は時代の先を走り、考えさせる力がある」と応じた。

 開会に先立ち井上さん作の朗読劇「イーハトーボの劇列車」を上演。最後は井上さん作詞の合唱で第5回吉里吉里忌を締めくくった。

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