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7町村議選の終盤情勢(1) 川西、小国、白鷹

2019年04月19日 10:01
(敬称略、文末のかっこ内は有権者数)

川西―支持基盤整う現職、安定
 定数14に対し現職7、元職1、新人7の計15人が争う。支持基盤の整った現職は安定した戦いを展開している。無投票ムードから一転、告示前日に新人が手を挙げて選挙戦となった。町民の関心は低く、投票率は前回の68.61%から大きく下がると予測される。

 トップ当選の勢いなのが唯一の女性候補の新人遠藤。中心部の小松で勇退議員の地盤を引き継ぎ支持を広げ、女性票も集める。続くのは議長の加藤か。大塚の単独候補として票をまとめる。伊藤寿も4候補がひしめく吉島で順調に地盤を固め、元職高橋は当選8回の実績を前面に全町で支持を広げる。

 中位を形成するのは2期目を狙う中郡の鈴木幸と伊藤進、小松の神村。それぞれ地元を中心に支持拡大を図る。玉庭では共産新人の吉村が地元票を集め、淀は吉島からの縁故票も見込む。共産橋本は組織票に加えて地元小松で票の上乗せを狙い、新人の渡部は商工会や漁協、井上は自営の顧客を足掛かりに支援を広げる。

 直前に出馬を表明した吉島の新人3人は知名度向上に奔走。告示前日に名乗りを上げた寒河江は自治会関係者などから集票を狙う。島貫と鈴木善は知名度の低さと高齢が響き、厳しい戦いを強いられている。(1万3125人)

(定数14―15)
渡部 秀一 60 自営業  無新 
遠藤 明子 59 無  職 無新 
加藤 俊一 69 農  業 無現 (6)
神村 建二 77 町  議 無現 (1)
淀  秀夫 83 町  議 無現 (6)
高橋 輝行 65 農  業 無元 (8)
井上 晃一 59 自営業  無新 
寒河江 司 62 会社員  無新 
島貫  偕 72 農  業 無新 
吉村  徹 68 自営業  共新 
橋本 欣一 61 農  業 共現 (3)
鈴木 幸広 62 町  議 無現 (1)
伊藤 寿郎 53 農  業 無現 (1)
伊藤  進 59 農  業 無現 (1)
鈴木 善吉 83 無  職 無新

【名簿の見方】届け出順。氏名、年齢(投票日基準)、職業、党派、現元新別、カッコ数字は当選回数

小国―新人活発、中位以下混戦
 10議席を現職8、新人5の計13人が争う。3月下旬以降に新人が続々と立候補して活発に動いており、特に中位以下は混戦となっている。

 上位争いはベテラン勢が中心。前回2位当選の遠藤は親族票を中心に手堅くまとめる。前回トップの議長高野は団体職員時代の人脈を生かし集票、6期目を目指す安部は地元票などを固め、ともに安定している。ここに割って入るのが新人伊藤で、所属する地元企業の労組を軸に支持を広げる。同じ企業出身の小林は浮動票の獲得にも努める。

 告示8日前に出馬表明した前町長盛田は短期間で後援会などの支持者票をまとめられるか。北東部の小関は3期目を目指し、地元以外へも働き掛ける。

 現新7人が立候補する町中心部は激戦。再選を目指す間宮と今は若年層の支持を集めるが、町商工会青年部出身で新人の渡辺と柴田が加わり、勇退票や浮動票の奪い合いの様相を見せる。

 さらに4月に入って名乗りを上げた新人山口と現職石山、盛田は3人で街頭演説を展開。共闘して幅広く票の上積みを目指す。

 町民の関心は高まっており、投票率は上昇し、前回の83.85%を超えると見込まれる。430票前後が当選圏か。(6549人)

(定数10―13)
安部 春美 71 法人代表 無現 (5)
柴田 伸也 57 自営業  無新 
今  康成 53 自営業  無現 (1)
小関 和好 60 会社員  無現 (2)
高野 健人 70 町  議 無現 (5)
遠藤 和彦 61 農  業 無現 (3)
間宮 尚江 54 学習塾経営無現 (1)
山口 英秋 70 会社役員 無新 
小林  嘉 71 農  業 無現 (3)
渡辺 重信 48 会社役員 無新 
伊藤 弘行 54 会社員  無新 
盛田 信明 63 行政書士 無新 
石山久美子 66 町  議 無現 (1)

【名簿の見方】届け出順。氏名、年齢(投票日基準)、職業、党派、現元新別、カッコ数字は当選回数

白鷹―ベテラン、新人が上位争い
 定数12に対し、現職11、元職1、新人6の計18人が乱立。現職は新人の攻勢を受け、支持基盤の死守に懸命だ。空白地の中山や萩野、現職が告示直前に出馬を断念した浅立を含め、全域で票の争奪戦を繰り広げている。

 6期目を狙うベテラン2人と新人が上位争いを展開。現職今野は地元・十王を中心に存在感を見せ、地縁のある中山などでも一定の支持を得る。広野の議長遠藤は隣接する浅立にも浸透し、着実に票を積み上げる。大票田・荒砥の新人竹田は勇退する現職を含めた地元のバックアップを受け、他候補の地盤にも果敢に攻め込んでいる。

 続くのが現職勢。畔藤の公明笹原は地元や組織票を軸に上位入りもうかがう。鮎貝の奥山と関は地元票や女性票などをまとめ、堅実な戦い。畔藤の田中、高玉の佐々木、山口の渡部は新人の切り崩しを警戒し、地元固めと他地域の支持獲得へ活動を広げる。

 400~500票とみられる当落線上は接戦か。箕和田の小口は農業関係や自民系青年層の支援を得て新人の勢いに対抗。鮎貝の新人横山は40代の若さと人脈を武器に支持拡大を狙う。荒砥では共産元職の佐竹が組織票固めを進め、菅原と山田は地元票の流出阻止に注力する。高玉の新人金田は農業関連、横田尻の新人丸川は商工関係のつながりも生かし集票を目指す。畔藤の新人高橋は出馬表明の遅れを挽回できるか。同じく畔藤の新人増田は独自の戦い。

 候補者が多いこともあり町民の関心は高い。投票率は前回(78.68%)並みの水準になるとみられる。(1万1820人)

(定数12―18)
横山 和浩 47 会社役員 無新 
関 千鶴子 61 町  議 無現 (4)
佐々木誠司 53 会社員  無現 (1)
菅原 隆男 72 農  業 無現 (3)
佐竹 典明 71 政党役員 共元 (3)
山田  仁 69 会社役員 無現 (2)
小口 尚司 58 法人理事 無現 (2)
田中  孝 70 農  業 無現 (2)
金田  悟 58 農  業 無新 
今野 正明 65 自営業  無現 (5)
丸川 雅春 57 自営業  無新 
奥山 勝吉 62 会社員  無現 (2)
笹原 俊一 57 会社員  公現 (1)
遠藤 幸一 69 農  業 無現 (5)
渡部 善美 68 建築大工 無現 (1)
高橋 良一 65 無  職 無新 
竹田 雅彦 53 団体職員 無新 
増田 啓子 67 自営業  無新 

【名簿の見方】届け出順。氏名、年齢(投票日基準)、職業、党派、現元新別、カッコ数字は当選回数

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