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【駅伝】南陽・東置賜、狙う完全V あす27日スタート

2019年04月26日 14:23
第63回大会でスタートする出場11チームの選手。平成時代を締めくくる今大会も熱戦が期待される=2018年4月27日、遊佐町
 第64回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は27日に3日間のレースが幕を開ける。前回大会で総合7連覇を達成した南陽・東置賜が今回も総合V争いの本命だが、若手を軸とした山形も頂点に立つ力はある。地力のある酒田・飽海はトップ争いに割って入りたい。天童・東村山や鶴岡・田川などによる上位争いもし烈だ。レースを展望し、出場11チームの主将の決意を紹介する。

【展望】盛り上げるオーダー編成に期待
 南陽・東置賜は前回に引き続き、社会人を中心とする充実した戦力が際立つ。主軸となる大谷克や遠藤正人ら南陽市役所勢に加え、実業団チームのNDソフトからは照井明人や渡辺清紘ら実績十分の6人がエントリー。島津裕太(九里学園高)ら高校生も力があり、分厚い陣容で史上2位タイとなる総合8連覇を射程圏に捉える。

 チームは過去2大会、最終日に総力戦で挑んできたライバルの後塵(こうじん)を拝しており、3大会ぶりの完全優勝に向けて個々の意識は高い。レース展開を見極めた上で選手起用ができる層の厚さも他にない大きな強みで、隙は見当たらない。

 王者が最も警戒するのが前回2位の山形だ。鍵を握るのは大学生で、今年の箱根駅伝を走った佐々木守(上武大)と大沢駿(東洋大)をはじめ、菅原直哉(東京国際大)や森優太(順大)ら今回も高いレベルの選手をそろえる。エース森谷修平(山形市役所)や県高校トップ級の志貴勇斗(山形南高)など、各世代に核となる選手がいるのも心強い。戦力は最終日を制して一矢報いた前回を上回る。若手が勢いづけば、南陽・東置賜と互角に渡り合う可能性は十分にある。

 戦力バランスの取れた前回4位の酒田・飽海もトップ争いに絡む力はある。箱根駅伝経験者の鈴木亮平(東北エプソン)をはじめ、主将の菅原翼(遊佐町役場)や成長著しい夜久幸之助(酒田南高)ら実力者が名を連ねる。総合力は高いものの、故障明けの選手の多さが不安材料。つなぎの区間でどれだけ我慢できるかが重要になりそうだ。

 前回3位の天童・東村山は主力の抜けた影響が大きく、エース斎藤真也(天童市役所)や力のある遠田将人(同)らの奮起が求められる。前回5位の鶴岡・田川は箱根駅伝に出場した斎藤諒(NDソフト)の加入で選手層に厚みが増した。序盤で流れをつくれるか。前回の第2日で2位に躍進した長井・西置賜のように、レースを盛り上げるオーダー編成にも期待。中学生区間では県長距離界の未来を担うホープの登場に注目したい。

【11チームの主将決意】
例年以上に活気ある
 ▽酒田・飽海 菅原翼主将 中学生から社会人まで実力者がそろい、例年以上に活気がある。総合3位以上の目標達成には選手一人一人の踏ん張りが重要となる。各区間で好タイムを積み重ね、トップ争いに食らい付きたい。

戦力向上、雰囲気良し
 ▽鶴岡・田川 吉泉亘主将 年代ごとにチームの核となる選手がおり、戦力は確実に上がった。昨年は総合5位入賞を果たし、チーム内の雰囲気はいい。さらに上の成績を残せるようチーム一丸となって戦い抜く。

結束、ベストを尽くす
 ▽新庄・最上 堀米裕輔主将 故障で出場できない選手がいるなど、チーム状態は万全ではないが、一丸となってたすきをつないでいく。結束力には自信がある。一人一人が強い思いを持ってベストを尽くす。

平常心で気負わずに
 ▽北村山 辻村充主将 長丁場の中、着実にたすきをつないでいけば、上位入りのチャンスは必ずある。区間を担う選手が設定よりも2秒速く走れば、タイムの短縮とともにチームが勢いづく。気負わず平常心で走りたい。

若手がベテラン刺激
 ▽寒河江・西村山 草苅伴和主将 若手がベテランに刺激を与え、チームを活気づけている。一人一人がタイムを底上げし、優勝争いに絡む意識で総合5位以内を目指す。出場できない選手の思いを背負ってたすきをつなぎたい。

堅実に連続表彰台へ
 ▽天童・東村山 遠田将人主将 けがや不調に苦しむ選手がいるなどチーム事情は厳しいが、一人一人がベストの力を出せば、結果はついてくる。2年連続の表彰台に向けて堅実に自分たちらしい走りに徹したい。

自分の役割しっかり
 ▽山形 須藤朗主将 各選手が自分の役割をしっかりとこなし、総合優勝につなげたい。経験豊富な社会人に加え、中高生や大学生の頼もしい若手が育っている。レースまでに気持ちを整え、勝利に向けて全力で走り切る。

上位で地元入りする
 ▽上山 佐藤寛人主将 若手が伸びており、ベテラン勢も順調に仕上がっている。前回はつなぎの区間で苦戦したが、チームの層が厚くなり穴のない選手配置ができる。目標は総合7位で、最終日は上位争いをして地元入りする。

目標に向かい万全に
 ▽南陽・東置賜 堀宏和主将 昨年は宣言通り、初日から各区間で積極的な走りができた。今年の目標は個々が区間3位以内でたすきをつなぐことだ。直前のけがや体調不良に気を付け、完全優勝で8連覇を果たしたい。

チームを勢いづける
 ▽長井・西置賜 樋口勝利主将 今年は高校生が多く、チームが若返った。若手には雰囲気にのまれることなく走ってほしい。自分が最年長者としてチームを勢いづける走りを見せ、一つでも上の順位を目指す。

主力好調、気持ち強く
 ▽米沢 管成真一主将 近年は総合成績で悔しい思いをしている。飛び抜けた選手はいないので、気持ちの強さを出してスタートから強気に攻めたい。大学生や社会人の主力の調子は上がっており、しっかり戦いたい。

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