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伸びる利用、効果実感 東北中央道の南陽高畠-山形上山間、開通1カ月

2019年05月15日 07:40
東北中央道かみのやま温泉インターチェンジ。南陽高畠―山形上山の開通後、利便性が向上し、大型連休中は各観光地がにぎわった=4月28日、上山市(本社チャーターヘリから、南陽方向撮影)
 東北中央自動車道の南陽高畠―山形上山間が開通し1カ月が経過した。南東北3県をつなぐ高速環状網が完成し、期待された移動の利便性向上という整備効果は数字に表れ、同区間は想定を超える交通量を記録した。天皇代替わりに伴う10連休も利用者アップを後押ししたとみられ、観光関係者などからは開通効果を実感する声が上がる。

 東日本高速道路(NEXCO東日本)東北支社によると、南陽高畠―山形上山の交通量は1日当たり4900~5400台と想定されている。4月13日の開通以降、利用台数は伸びており、大型連休期間(4月26日~5月6日)は1日平均1万台を超えた。同区間に接続する米沢北―南陽高畠の交通量も、昨年同時期の1日平均8500台から今年は1万4900台に増えた。

 好調な利用状況と同様、県内の主要観光地は大型連休中、来訪者数を伸ばした所が多かった。県のまとめでは、上山市のかみのやま温泉を訪れた人は2万8600人で、前年の2万1500人を上回った。市内のリナワールド周辺などは県外、庄内ナンバーの車で混雑。市観光物産協会の長橋圭子事務局長は「連休前に発行された旅行雑誌で上山の特集をしてもらうなどした効果が大きかった。東北中央道の開通で人の流れは確実に多くなっている」。

 米沢市の米沢上杉まつりの来場者は、前年比45%増の38万1千人を記録した。中川勝市長は14日の定例記者会見で「10連休と天候に恵まれた」と語り、南陽高畠―山形上山間の開通により「村山地域など置賜以北からの交通量が増えたことも影響した」と述べた。

 尾花沢市の銀山温泉も昨年以上のにぎわいで、市商工観光課の土屋順二観光物産主査は「大型連休中の観光客数は2万2800人で、特に県外の来訪者が増えている」。徐々に高速道開通の全国的な認知度が高まっているとし、市内で開かれた徳良湖まつりの来場者、全国花笠マラソン大会の参加者はともに大幅に伸びたという。

 吉村美栄子知事は14日の定例記者会見で「県内各地の観光誘客に手応えを感じている。さらなる本県の魅力発信に努める」と述べた。

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