県内ニュース

これ本物?「あゆーむ」にお宝数々 白鷹・画家の飯鉢さん収集

2019年06月11日 11:19
飯鉢王朝さんが集めた古美術品が並んでいる=白鷹町文化交流センターあゆーむ
 「これ本物?」と思わず口に出そうな古美術品の展示会が白鷹町文化交流センターあゆーむで開かれている。町出身の日本画家飯鉢王朝さん(本名・飯鉢治雄、宇都宮市)が収集した青銅器や陶磁器、仏像などで、本物であれば歴史的価値が高い可能性もある品々。あゆーむは「真贋(しんがん)は不明」としつつ「飯鉢さんの個性や審美的傾向が垣間見える」と紹介している。

 飯鉢さんは同町広野生まれ。長く院展作家として活躍した。東京美術倶楽部(くらぶ)の会員でもあり、古美術品の収集に情熱を注いだ。85歳を迎えた昨年秋、自身の個人美術館閉館に伴い、町に絵画51点とコレクションを寄贈。今回は古美術品のうち半分程度の100点超を展示した。

 いずれも制作年代や真贋は不明だが、飯鉢さん本人のメモによると、作品は中国の秦(しん)時代の青銅馬車、漢代から隋唐時代の鎮墓獣、千利休の時代に珍重されたルソン壺(つぼ)など、そうそうたるラインアップ。はりつけにされたイエス・キリストの彫刻は巨匠ミケランジェロの作に似ている。キリシタン弾圧の踏み絵は実際に足で踏んだかのようにすり減っている。あゆーむの橋本淳一館長は「本物かどうか皆さんの眼力で確かめてほしい」と話す。

 このほか鳥の形を取り入れた精巧な青銅器、ふたが珍妙な顔に見える瓶などが並び、さまざまな造形を楽しめる。7月28日まで。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から