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飾られて10年“福助”最後に大空へ 新庄・16日の凧フェスティバル

2019年06月13日 11:20
10年間展示され、親しまれていた福助の大だこ。保存会が取り外し作業を行った=新庄市・ゆめりあ
 隠明寺凧(おんみょうじだこ)保存会(隠明寺恒久会長)が制作し、新庄市のゆめりあに観光PRを兼ねて10年間飾られていた24畳大の大だこ「福助」が役目を終え、今月初めに取り外された。保存会は、16日にかむてん公園で開く「新庄凧フェスティバル2019」でこのたこを揚げて“供養”し、感謝の思いを伝える予定だ。

 隠明寺凧は旧新庄藩士・隠明寺家に伝わる伝統だこ。その魅力を広く知ってほしいと、保存会は2009年、新庄市制施行60周年記念の市民提案事業として新庄凧フェスティバルでの大だこ揚げを企画した。

 骨組みは複数の太い竹でできており、縦7メートル、横5メートルの大きさ。ナイロン入り障子紙に縁起のいい福助が描かれている。残念ながら悪天候で揚げることはかなわなかったが、以後10年間、JR新庄駅に併設されているゆめりあに掲げられ、観光客や市民を歓迎し、親しまれてきた。しかし、障子紙や竹などの劣化が進んできたため、フェスティバルを最後の花道とすることにした。

 今月初め、保存会のメンバーらが高所作業台も使って慎重に取り外し作業を行った。見学した市民は、作業する人との対比で、たこの大きさを改めて実感したようだった。

 フェスティバルは16日午前9時半~正午に開かれる。県内外の愛好家が持ち寄った大小100枚ほどのたこが舞う予定で、大だこは一番の注目を浴びそうだ。保存会の佐々木新一郎副会長(69)は「これほどの大だこが揚がる様子を見る機会はめったにないはず。ぜひ多くの人に訪れてほしい」と話している。

 市制70周年の今年、保存会は市の助成を受けて新たな大だこを作り、ゆめりあに展示する計画だ。

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