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県の大気・水は「おおむね良好」 18年度・環境状況測定結果

2019年06月17日 12:35
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 県は2018年度の大気・水環境の状況について測定結果を16日までにまとめた。光化学スモッグの原因となる光化学オキシダントなど一部の項目で環境基準を達成できなかったが、人の健康や生活環境に影響が生じるレベルではなく、県水大気環境課は「おおむね良好な状況」としている。

 ベンゼン、ジクロロメタンなど有害大気汚染物質は山形市、酒田市、川西町の3地点で測定。光化学オキシダントを含むその他の汚染物質は県内の一般環境大気測定局15カ所、自動車排出ガス測定局1カ所で測った。

 大気汚染物質のうち▽二酸化硫黄▽二酸化窒素▽一酸化炭素▽浮遊粒子状物質(粉じんなど)▽微小粒子状物質(PM2.5)―の5種をはじめ、有害大気汚染物質は年平均値などが基準をクリアした。酸性雨は県内では年々改善傾向にあり、酸性度は全国平均に比べて弱かった。

 一方、光化学オキシダントは測定する8局で環境基準(1時間値0.06ppm以下)を超過した日が33~49日あった。県内の最高値は鶴岡市錦町局の0.094ppmだった。大気汚染防止法で定める屋外活動の自粛を促す注意報発令基準値(同0.12ppm)を超えたところはなかった。

 光化学オキシダントは基準が厳しい上、大陸からの移流もあり、全国的に基準をクリアするのは難しい状況という。ただ、高濃度になると息苦しさのほか、目やのどの痛みを感じる人が出る場合があるため、引き続き主な原因物質の発生源である、焼却炉や大型ボイラーなどの施設への基準順守を指導していく。

 水環境は川と海の53水域全てで年間データを基にした水質の値が環境基準をクリア。汚れを示す指標である生物化学的酸素要求量(BOD)で見る県内で最もきれいな川は、小国町の玉川(下流)と山形市の立谷川(山寺橋)だった。

 カドミウム、シアンなどの有害物質は59地点で測定し、1地点が基準値を超えた。超過したのは最上町の背坂川(せなざかがわ)で、カドミウムが1リットル当たりの環境基準値(0.003ミリグラム)を超える0.0036ミリグラム。廃止鉱山の影響とみられているが、ここ数年は大きな変化はなく、引き続き注視していく。

 ほかに廃棄物の焼却炉などのダイオキシン類は、稼働中の88施設から報告を受け、1施設で排出基準を超過。この施設は休止し、改善を求める行政指導を行った。

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