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山形県沖地震・県内20人が重軽傷 M6.7、降雨や土砂災害に警戒

2019年06月20日 07:06
あつみ温泉街にある住宅。屋根瓦が大きく破損した=19日午前7時15分、鶴岡市湯温海
 本県沖を震源とし、鶴岡市で震度6弱を観測した地震から一夜明けた19日、被害状況が明らかとなった。山形新聞が県や各自治体に取材した集計では、鶴岡市を中心に計20人が重軽傷を負った。山形地方気象台によると、県内では2011年に起きた東日本大震災の震度5強を超える観測史上最大の震度となり、本県沿岸部に同震災以来の津波が到達した。

 鶴岡市内では液状化も起き、小学校の相撲場が倒壊。交通機関は復旧が進んだものの、大規模な停電や断水など生活基盤にも影響が出た。同市のあつみ温泉では源泉の供給設備が破損し、宿泊施設や共同浴場が営業できない状態となった。同市と酒田、遊佐両市町を含め、一時3千人を超える住民が避難した。鶴岡市内では19日午後8時半現在、44人が自主避難している。

 民家などの建物被害については、まだ全容が分かっておらず、県や各自治体が調査を進めている。県内は20日午後も雨が降ることが予想される。地震により地盤が緩んでいるとみられることから、土砂災害に注意が必要となっている。

 共同通信の集計では本県と秋田、宮城、新潟、石川5県で計30人が負傷した。うち2人が骨折の重傷。

 気象庁によると、本県と新潟県で今後1週間ほどは震度6強程度の地震が起こる恐れがある。気象庁は震度6強を観測した新潟県村上市や震度6弱だった鶴岡市で、大雨警報・注意報、土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げて運用することを決めた。

 地震は18日午後10時22分ごろ本県沖を震源に発生。震源の深さは約14キロで、地震の規模はマグニチュード(M)6.7と推定される。新潟市で10センチ、酒田市でも微弱な津波を観測した。気象庁は当初、震源の深さ約10キロ、M6.8としていたが、その後に修正した。

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