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ニホンジカ、南陽に出没 猟友会員が撮影

2019年06月20日 09:38
南陽市と川西町の境界付近にある県置賜浄化センターの敷地内で目撃されたニホンジカ=19日午前6時5分ごろ(赤湯猟友会赤湯支部提供)
 繁殖力が強い上に大抵の植物を食べるため、県内でも近年、頭数増加や農林業への影響が懸念されているニホンジカ。南陽市と川西町の境界付近の最上川沿いに19日早朝、オスの1頭が出没し、同市の赤湯猟友会赤湯支部(高橋一司支部長)がカメラに捉えた。県によると、データが残る2009年以降、南陽市で目撃されたケースは初めて。

 ニホンジカが見つかった現場は、県置賜浄化センターの敷地内。この日は12人の支部員がムクドリやカラスなどによるサクランボ食害防止のため、午前5時から近くの園地を見回りながら有害鳥獣駆除を行っていた。

 「異変」に気付いたのは同5時40分ごろ。センターの敷地内にある水路を泳ぐ1頭を発見した。体長約1.2メートルで、同猟友会は成獣とみている。支部員たちは車のけん引用ロープを持っており、「泳いで体力を消耗しないように」(高橋支部長)と首の部分に絡めて引き上げを試みたが、ロープが抜けてしまった。活発に動くシカは自力で水路を抜け出し、金属製のフェンスを跳び越え、西側の草むらの方を走り回った。6時10分ごろまで写真を撮影した後は見失い、逃げた方向自体も不明という。

 県内で約100年にわたり絶滅したとされていたニホンジカはここ数年、目撃情報が増えている。県ホームページの公表データによると、18年は1年間で110件に上った。今年は5月23日現在で13件となっている。置賜ではこの10年間、米沢市や西置賜地域を中心に確認されてきたが、南陽市ではなかった。高橋支部長は「どこから流れ着いたか分からないが、ついに南陽にも出たかという気持ち。生息数が増えれば各方面への影響が気になる」と話した。

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