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山形地裁、建て替えを検討 山形市、近く移転要請へ

2019年06月25日 07:45
建て替えの検討が始まった山形地裁(中央右)。左は山形市役所=同市旅篭町2丁目
 山形地裁(山形市旅篭町2丁目)が庁舎の老朽化に伴い、移転を含めて建て替えを検討していることが24日、分かった。中心市街地の「グランドデザイン」に沿った街づくりを目指す山形市は、近く移転を要請する考え。地裁は市などとの協議を踏まえ具体的な建設用地の調査に入る。現段階で候補地は未定。市は移転した場合の跡地に、霞城公園内の市郷土館(国指定重要文化財・旧済生館本館)移設などを検討している。

 地裁などによると、現在の敷地は約8300平方メートルで、庁舎は1968(昭和43)年に建てられた。耐震化は施したものの、老朽化が著しい。裁判員裁判制度の開始に合わせ、2007年に敷地内に別館を建設し手狭になった。将来的には、国道112号霞城改良につながる敷地北側の県道整備も見込まれる。

 山形新聞社の取材に対し、地裁の担当者は「中長期的に建て替えの計画はある」と認めた上で、「(予算要求など)具体的にはこれからで、現地か移転かを答えるまでには至っていない」と述べた。移転する場合は、山形地検や各弁護士事務所との距離、利用者の交通利便性などを鑑みて、公有地、民有地を含めて模索することになるという。

 一方、市は2月に策定したグランドデザインで、文翔館を主体とする区域を、観光誘客を図る歴史文化推進ゾーンに位置付けた。地裁の建て替えに際し、このゾーン特性を生かすために移転を要望する。国指定史跡となった霞城公園内の山形城跡整備では、園内の施設の移転あるいは撤去が求められており、市は地裁が移転した場合の跡地を市郷土館の移設先と想定。市の担当者は「7月中には要請書を提出する。中心市街地のにぎわいを生み出すためにも協力をお願いしたい」と話している。

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