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県区各党代表に聞く[6]完 高橋啓介・社民党県連代表

2019年06月26日 10:33
高橋啓介・社民党県連代表
 ―安倍晋三首相の政権運営をどう評価しているか。

 「情報を国民と共有しておらず、危険性を感じている。日米貿易交渉の行方に対する農業関係者の不安は高まっている。『老後資金2千万円問題』では本当に必要な課題が隠されたのではないか。政権に都合の悪い情報は出さないという姿勢が見られ、戦後最悪の内閣と言わざるを得ない。まるで戦前と同じ状況だという指摘もある。言論の府である国会でしっかりと議論されないまま、重要法案の強行採決を繰り返しており、安倍政治を一日も早く止めることが国民にとってプラスになる」

 ―参院選県選挙区の野党統一候補である無所属新人の芳賀道也氏を推薦し、自ら総合選対本部の幹事長に就いた。県選挙区の勝利に向け、また党として、どういう訴えを浸透させていく考えか。

 「芳賀氏は『良識の府』とされる参院にふさわしい人物だ。地方についても熟知しており、知名度も高い。今後は足を使って地道に各地を回り、支援の輪を広げる取り組みが重要になる。党としては改憲勢力3分の2を割らせることに力を尽くす一方、候補者と共に若者の非正規雇用をなくしていくことを中心に訴えていく。持続可能な社会をつくる上で次の世代がしっかりとした生活・雇用環境にないと前に進まない。非正規雇用をゼロに近づけるためには県内企業の99%以上を占める中小零細企業を支えることも欠かせない。全国的な課題として改善を訴えていく」

 ―今回の参院選は「得票率2%以上」などの政党要件維持に向けても大事な選挙となる。野党の中でいかに存在感を発揮して支持を広げていくのか。

 「厳しい環境にあることは事実だが、党としては一貫して平和、脱原発の取り組みを訴えていく。特に再生可能エネルギーの普及に力を入れる。原発事故後の福島県の現状を直視して対応するのが、本来の政治のあるべき姿だ。日本は唯一の被爆国でもあり、党として原発とは共存できないという主張を続けている。そして格差社会の是正だ。中流階級が破綻している現状を変え、一人一人が安心し、互いに支えて生活できる環境づくりを進めていく」

 ―主要野党が候補者一本化を決めた全国32の1人区で、社民党だけが公認候補者を擁立できなかった。どう受け止めているのか。

 「残念ではあるが、安倍政権打倒に向けた野党共闘を前に進めるための選択だったと捉えている。候補者一本化自体は良かったと思う。党としては1人区以外の選挙区、比例代表で公認候補の擁立を予定している。野党共闘をしっかりと進めながら全国で支持拡大を図っていく」

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