県内ニュース

栃木に1-2、モンテ初戦で涙 天皇杯サッカー

2019年07月04日 08:22
 サッカーの天皇杯全日本選手権は3日、各地で2回戦が行われた。J2のモンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形でJ2栃木と対戦し、1―2で敗れた。

 山形は前半2分に失点。同39分にFW北川柊斗がPKを決め、1―1で折り返した。攻勢を掛けたが、後半33分に左サイド深くから崩され、勝ち越し点を奪われた。栃木のMF荒井秀賀(山形市出身)は先発し、同42分までプレーした。

 この他、前回優勝の浦和は流通経大を2―1で退け、J1で2連覇中の川崎は明大を1―0で下した。

 名古屋は鹿屋体大、湘南はヴィアティン三重にそれぞれ完敗し、札幌、松本も初戦で姿を消した。J1首位のFC東京は桐蔭横浜大に1―0で勝った。

 元日本代表の高原を擁する沖縄SVは広島に0―4で完敗。

 2回戦の残り3試合は10日に行われる。 

 【評】山形はシュート4本に抑えたものの、競り負けた。立ち上がりは浮足立ち、前半2分に失点する苦しい展開。PKで同点とし、後半はMFロドリゲスらの展開力を武器に優位に立ったが、勝負どころで得点を許した。後半はシュート9本を放ったが、ゴール前での精度を欠いた。

〈山形―栃木〉試合終了間際、山形のGK佐藤昭大(30)とMF田村友(2)がCKに飛び込むが、あと一歩届かず=天童市・NDソフトスタジアム山形
押し込んだが隙突けず
 昨季は控えメンバーが躍動し、J1強豪を相次いで破る快進撃を見せた天皇杯。木山隆之(たかし)監督は今季もチーム力の底上げを狙い、出場機会の限られていた選手を軸に据えた。しかし、2度先行される展開で勝機をつかめず、17大会ぶりに初戦で姿を消した。

 両チームともにリーグ戦から大きく陣容を変更した状況下、山形は出だしの内容で劣った。先発と発表されたDF松本怜大がメンバー変更されるアクシデントは重なったが、動きは鈍い。試合1本目のCKをクリアされると、その後の詰めは甘く、前半2分に相手の得意な形の一つ、カウンターで先制を許した。

 同39分、FW阪野豊史がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。FW北川柊斗が狙い澄まし、同点弾を決めた。試合の経過とともに攻撃の形を修正し、押し込む流れは続いたが、後半33分にワンチャンスを仕留められる。試合終了間際には相手GKがマイボールを手で扱うミスを犯したが、結果的に隙を突けぬままに振り切られた。

 試合を通じたシュート数は栃木4本に対し、山形は13本。引きながら得点を狙う相手の戦い方にはまった結末となり、指揮官は会見で「残念です。結果が伴わなかった」と開口一番に発言。「選手は努力し、決して悪いプレーではなかった」と続け、リーグ戦への切り替えを促した。

失点はもったいない形
 木山隆之監督の話 公式戦のピッチにあまり立っていない選手たちだったが、しっかりとプレーした。ただ、失点はもったいない形。相手よりもシュートを多く打ったが、質が伴わなかった。敗退となったが、次はリーグ戦があるので切り替えていきたい。

先発フル出場した山形のDF半田陸(31)
17歳半田フル出場、万能性発揮
 今季プロ契約を結んだユースのDF半田陸が、17歳で公式戦初先発した。他選手の交代に伴い、後半は最終ラインから右ウイングバックに位置替え。初のフル出場で万能性を示した。

 天皇杯は高校2年時の前回、初めてトップチームでメンバーに入った。今回はより重責が伴うスタメン。後半には低い弾道のシュートで惜しい場面をつくった。一方で立ち上がりの失点直前に足を滑らせた対応を悔やんだほか、「もっと前方にパスを出せる時があった」と厳しい自己採点。「練習で突き詰めていくことが必要」と力を込めた。
おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内8市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2019年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2019年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から