週明け25日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、大手銀行によると、朝方に一時1ドル=148円49銭近辺を付けた。昨年11月上旬以来、約11カ月ぶりの円安水準となった。その後は為替介入への警戒感もあり、円が買い戻される場面もあった。
日銀は22日の金融政策決定会合で現行の大規模金融緩和策の維持を決めた。一方で米FRBによる利上げ長期化の見方が広がっており、日米金融政策の違いが意識され、ドルを買って円を売る動きが先行した。
25日午後4時現在は前週末比17銭円安ドル高の1ドル=148円43〜44銭。ユーロは13銭円安ユーロ高の1ユーロ=157円99銭〜158円08銭。
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