国内外ニュース祇園祭の胴懸、240年ぶり新調 山鉾「太子山」ベトナムで
2018年06月09日 18:29
![]() ベトナムで約240年ぶりに新調され、報道陣に公開された「太子山」の両側面を飾る胴懸=9日、京都市 「紺綴織スガ地花鳥樹孔雀文様ベトナム刺繍」など2枚で、各縦約1・7メートル、横約2・4メートル。以前と同じ「生命の樹」とクジャクがモチーフで、それぞれ想像上の花や鳥、ゾウなどをベトナム風の極彩色であしらった。 太子山保存会によると、以前の胴懸はインドの品を基に日本で作られ、1775年ごろに使い始めたとの文献がある。日本で新調すると1枚1億円以上かかるため、ベトナムで3年かけて完成させた。
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