ダイビングスポットとして知られる本州最南端の和歌山県串本町沖で29日、深さ約18メートルの海底にクリスマスツリーが設置され、赤いリボンや雪の結晶などの飾りが海中を彩った。12月25日まで。
ツリーはプラスチック製で高さ約3メートル。サンタクロースの衣装を着た女性ダイバーらが海の中に運び、土のうとロープで海底に固定した。
串本ダイビング事業組合が町の活性化につなげようと2011年から毎年実施している。組合イベント係の道井洋之さん(48)は「初心者も楽しめる場所に設置した。冬は透明度が高く、海底の景色がよく見える。カラフルなウミウシなどを楽しめる」と話した。
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