全国大学生協連は31日、2022年秋の第58回学生生活実態調査の速報版で、生活の充実度が新型コロナウイルス禍前の19年の水準にほぼ戻ったとする結果を発表した。一方、サークル所属率はコロナ禍前に戻らず、活動の制限緩和を求める声が目立ったという。
調査は22年10〜11月に実施。全国30大学の学部生約9千人から回答を得た。
学生生活について「充実している」「まあ充実している」と答えた比率は計87・5%で、21年から8・9ポイント改善。88・8%だったコロナ禍前の19年と同程度に戻った。一方、サークルの所属率は58・4%で19年より9・7ポイント低かった。
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