「ネット」と「リアル」で縁結び 島根・出雲で婚活イベント

6/6 06:15
 島根県出雲市が開催する、仮想空間と現実を組み合わせた婚活イベントのチラシ

 島根県出雲市が「メタバース」を活用した婚活イベントを今夏に開催する。仮想空間上で自分の分身「アバター」を操作して相性を確認した後、縁結びの神様をまつる出雲大社などでのリアルデートを予定。市によると、仮想空間と現実を組み合わせた婚活イベントは全国の自治体で初の試み。定住者増加につなげたい考えだ。

 市によると、メタバースを取り入れた婚活イベントは山形や千葉、山梨、長野の4県の自治体で例がある。外見が見えない分、より内面を重視した相手選びができるとされ、4県の自治体でのカップル成立率は約8割に上るという。

 イベントはメタバース婚活協会などと協力して7〜8月に開催。参加者はまずアバターで自己PRや1対1トークをした後、アバターデートを実施。その後、出雲市に集まって対面の婚活パーティーに出席し、カップルが成立すれば、出雲大社周辺でデートが予定されている。

 募集は独身男女各12人で年齢制限はない。参加費は8千円で、希望者はメタバース婚活協会のホームページから6月20日までに申し込む。

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